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当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

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このように感じていませんか。
フィールドセールスは、顧客を訪問したりWeb会議で商談したりしながら、提案から受注までを担う営業職です。人と話すのが好きなら向いていると思われがちですが、成果を左右するのは話す力よりも、相手の課題を聞き出す力と、会うことで信頼を積み上げる力です。
この記事では、営業職の転職支援の視点から、フィールドセールスに向いている人・向いていない人の特徴を、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)と最新の営業実態調査のデータをもとに解説します。タイプ別の向き不向き、12問の適性診断、応募前に求人票と面接で確認しておきたいポイントまで紹介するので、読み終えるころには「応募するか、別の道を選ぶか」を判断できるはずです。
フィールドセールスで成果を出す人に共通するのは、「よく話す人」より「よく聞き、分かりやすく伝え、信頼を積み上げる人」であることです。
職業情報提供サイト(job tag)では、その職業に就いている人への調査をもとに、仕事で求められるスキルを数値で公開しています。法人を訪問して提案する営業職のうち、OA機器営業、コンサルティング営業(IT)、広告営業の3職種を見ると、いずれもスキルの上位8項目に「傾聴力」「説明力」「交渉」が入っています。

[参照元]OA機器営業|職業情報提供サイト(job tag)・厚生労働省
[参照元]コンサルティング営業(IT)|職業情報提供サイト(job tag)・厚生労働省
[参照元]広告営業|職業情報提供サイト(job tag)・厚生労働省
ここでは、こうしたデータと営業の現場で求められる行動をもとに、フィールドセールスに向いている人の特徴を7つに整理しました。
フィールドセールスの商談では、顧客が最初に口にする要望と、本当に解決したい課題が一致しないことがよくあります。たとえば「コストを下げたい」という相談の裏に、「担当者が辞めて業務が回っていない」という事情が隠れているケースです。
向いているのは、質問を重ねて背景を聞き出し、「つまり、〇〇でお困りなんですね」と相手の言葉で課題を言い直せる人です。コンサルティング営業(IT)では、求められるスキルのなかで傾聴力が3.9と最も高くなっています。
提案の質は、ヒアリングの深さでほぼ決まります。商談で自分が話す時間より、相手が話す時間のほうが長くなる人ほど、的外れな提案をしにくくなります。
友人の相談を最後まで聞ける人や、会議で相手の意図を確かめる質問ができる人は、すでにその素地を持っているといえます。
フィールドセールスが会う相手は、現場の担当者、部長、役員と、商談が進むにつれて変わっていきます。同じ商材でも、現場の担当者には使いやすさを、決裁者には費用対効果や導入のリスクを説明しなければなりません。
job tagでは、OA機器営業と広告営業の説明力がどちらも4.2と、スキルの上位に入っています。専門用語を日常の言葉に言い換えられる人、結論から話せる人、相手の表情を見て説明の量を調整できる人は、この仕事に向いています。
社内で後輩に仕事を教えるのがうまい人や、家族に自分の仕事を分かりやすく説明できる人は、この力を持っている可能性が高いでしょう。
HubSpot Japanが2025年10月に実施した「日本の営業に関する意識・実態調査 2026」では、訪問型の営業を好む売り手にその理由を聞いています。最も多かったのは「信頼を得られるから」で57.9%、「成約率が高いから」も43.6%でした。
[参照元]日本の営業に関する意識・実態調査 2026|HubSpot Japan
フィールドセールスの価値は、会うことで生まれる信頼にあります。商談前の雑談から相手の関心を知ろうとする人、受注したあとも相手の状況を気にかけて連絡できる人、「あなたから買いたい」と言われることに喜びを感じる人は、この仕事のやりがいを実感しやすいはずです。
反対に、相手との関係を深めることにあまり関心がない場合は、オンラインで効率よく商談を進める営業スタイルのほうが合っているかもしれません。
しっかり準備した提案でも、商談の途中で的外れだと分かることは珍しくありません。決裁者が急に同席する、予算が想定より小さい、競合他社の名前が出るなど、商談の場では予定外のことが起こります。
向いているのは、用意したシナリオにこだわりすぎず、話す順番を入れ替えたり、次回までに持ち帰る論点を整理したりできる人です。「準備はしっかり、本番は柔軟に」という姿勢が、フィールドセールスでは成果につながります。
この柔軟さは、経験で伸びる部分も大きい力です。最初のうちは上司や先輩の商談に同行し、想定外の質問への切り返しを観察するだけでも、対応の引き出しは増えていきます。
フィールドセールスは、受注金額や受注件数で評価されることが多い仕事です。前述の調査では、売り手の平均商談成約率は42%でした。商談の半分以上は決まらないことを前提に、目標を立てる必要があります。
向いているのは、月の目標から逆算して必要な商談数や提案数を出し、週ごとの行動に落とし込める人です。数字を「追われるもの」ではなく「自分で組み立てる計画」として扱える人は、プレッシャーを感じにくくなります。
失注した商談についても、「なぜ決まらなかったのか」を振り返り、次の商談の準備に活かせる人は伸びていきます。
フィールドセールスの1日は、訪問先、移動時間、資料の準備を自分で組み立てるところから始まります。同じ調査では、営業担当者が商談1件の準備にかける時間は平均68.4分でした。1日に3件の商談があれば、準備だけで3時間を超える計算です。
job tagの「仕事価値観」を見ると、OA機器営業とコンサルティング営業(IT)ではどちらも「達成感」と「自律性」が最も高い評価の項目に入っています。自分で予定を決めて動き、その結果として成果を出すことに満足を感じる人が多い職業だといえます。
訪問エリアをまとめて移動を減らす、移動中にメールを返す、提案書のひな型を作っておくなど、時間の使い方を工夫するのが好きな人は、この働き方に向いています。
金額の大きい案件ほど、フィールドセールス一人では受注できません。インサイドセールスから引き継いだ情報の確認、技術担当への同行の依頼、法務部門による契約内容のチェック、受注後のカスタマーサクセスへの引き継ぎなど、社内の多くの人と連携します。
job tagでは、広告営業のスキルで「他者との調整」が4.3と、2番目に高い数値になっています。社内の誰に何を頼めば案件が進むかを把握し、相手の都合も考えて依頼できる人は、この仕事で頼りにされます。
「自分が売った」という手柄より、「チームで受注できた」ことに満足できる人ほど、長く活躍しやすいでしょう。
向いていない特徴に当てはまっても、すぐに諦める必要はありません。経験や仕組みで補える特徴と、働き方の好みに関わる特徴があるため、自分がどちらに近いかを見分けることが大切です。
商品知識に自信がある人ほど、商談の冒頭から説明を始めてしまいがちです。顧客の課題を聞く前に話し始めると、相手が求めていない提案になり、商談が前に進みません。
これは慣れで補える特徴です。「商談の前半は質問に集中する」「説明は相手の課題を確認してから」と、自分の中でルールを決めておくと改善しやすくなります。
平均の成約率が42%であれば、商談の半分以上は失注に終わります。1件ごとに落ち込んでいると、次の商談の準備が止まってしまいます。
失注の理由を記録して振り返る習慣をつけると、感情と事実を分けて考えられるようになります。ただ、断られること自体が強いストレスになる人は、新規開拓の少ない既存顧客中心のポジションを選ぶのも一つの方法です。
訪問が中心の会社では、1日に何件も移動することがあります。移動が続く日は、体力的にも時間的にも負担を感じやすくなります。
これは慣れよりも、働き方の好みに関わる特徴です。移動が強い負担になる人は、オンライン商談の比率が高い会社や担当エリアが狭い会社を選ぶか、インサイドセールスを検討するとよいでしょう。
商談の場では、値引きに応じるか、次回の日程をいつにするか、誰に同席してもらうかなど、その場で判断する場面が多くあります。判断を先送りすると、商談の勢いが止まってしまいます。
この特徴は、仕組みで補えます。事前に「自分の裁量で決めてよい範囲」を上司とすり合わせておけば、判断は速くなります。
フィールドセールスの仕事は、顧客との商談だけでなく、社内との調整が大きな割合を占めます。黙々と作業に集中したい人は、調整の多さに消耗しやすいかもしれません。
これは働き方の好みに関わる特徴です。データ分析や資料作成が得意な人は、営業企画やマーケティングなど、営業を支える側の職種も選択肢になります。

求人票の「フィールドセールス」は、会社によって仕事の中身が大きく違います。向き不向きを判断するときは、「誰に」「何を目的に」会うのかでタイプを分けて考えると、自分に合う求人を選びやすくなります。
| タイプ | 主な仕事 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 新規開拓型 | 初めて会う企業に提案し、新しい取引をつくる | 初対面でも臆せず話せ、失注から立ち直りが早い人 |
| 既存顧客の深耕型 | 取引中の顧客に追加の提案や契約更新を行う | 長い付き合いを大切にし、相手の変化に気づける人 |
| 中小企業向け | 短い期間で多くの商談を進める | スピード感を好み、決裁者と直接話せる人 |
| 大企業向け | 長い期間をかけて複数の関係者と合意をつくる | 長期戦でも粘り強く、関係者の利害を整理できる人 |
新規開拓型は、まだ取引のない企業に会い、課題を聞き出して提案し、新しい取引をつくるタイプです。断られる回数は多くなりますが、成果が数字として見えやすく、インセンティブ(成果に応じた報酬)を設けている会社もあります。
向いているのは、初対面の相手と話すことが苦にならない人、短い時間で相手の関心をつかめる人、失注から気持ちを切り替えるのが早い人です。
既存顧客の深耕型は、すでに取引のある顧客を定期的に訪問し、追加の提案や契約の更新を担うタイプです。ルート営業に近い働き方ですが、フィールドセールスでは、顧客の課題を掘り起こして提案を広げることが求められます。
向いているのは、長く付き合う関係を大事にできる人、相手の組織や事業の変化に気づける人、地道に接点を積み重ねられる人です。
中小企業向けのフィールドセールスは、1件あたりの金額が小さく、商談の期間も短い傾向があります。1日に複数の商談をこなし、社長など決裁者と直接話す機会も多くなります。
向いているのは、スピード感のある仕事が好きな人、決裁者と対等に話すことにやりがいを感じる人、件数をこなしながら自分のリズムをつくれる人です。
大企業向けのフィールドセールスは、数か月から1年以上かけて、複数の部署や関係者と合意をつくっていくタイプです。1件あたりの金額が大きく、提案書や稟議資料の作り込みも求められます。
向いているのは、長期戦でもモチベーションを保てる人、関係者それぞれの利害を整理できる人、資料を作り込む作業が苦にならない人です。営業経験を積んだ人がキャリアアップの目標にすることも多いタイプです。
フィールドセールスの働き方は、インサイドセールスと分業しているかどうかでも大きく変わります。
分業している会社では、インサイドセールスが見込み客と接点をつくって商談を設定し、フィールドセールスは商談から受注までに集中します。一方、分業していない会社では、アポイントの獲得から受注まで一人で担当するため、新規開拓型に近い適性が求められます。
前述の調査では、インサイドセールスを導入している売り手は40%でした。求人票の「フィールドセールス」が、アポイントの獲得まで含む仕事なのかどうかは、応募前に確認しておきましょう。
営業職への転職を考えるとき、フィールドセールスとインサイドセールスのどちらが自分に合うか迷う人は少なくありません。2つの職種は役割が分かれているぶん、求められる適性も違います。
| 項目 | フィールドセールス | インサイドセールス |
|---|---|---|
| 主な仕事 | 訪問やWeb会議での商談、提案、受注 | 電話やメールでの見込み客対応、商談の設定 |
| 顧客との関わり方 | 少ない件数の顧客と深く関わる | 多くの見込み客と短いやり取りを重ねる |
| 評価されやすい指標 | 受注金額、受注件数、成約率 | 商談の設定数、架電数、商談化率 |
| 求められる力 | 傾聴力、提案力、交渉力、社内調整力 | 短時間のヒアリング力、記録の正確さ、改善力 |
| 働く場所 | 外出や移動がある(オンライン商談も増えている) | 社内や在宅が中心 |
| やりがい | 自分で契約を決める達成感 | 商談を生み出し、やり方を改善していく手応え |
インサイドセールスの仕事内容については、インサイドセールスとは?仕事内容・違い・向いている人を解説で詳しく紹介しています。
2つの職種の向き不向きを一言でまとめると、「会って決めたい人」はフィールドセールス、「数で改善したい人」はインサイドセールスに向いています。
フィールドセールスは、少ない商談の一つひとつに時間をかけ、相手との信頼関係を土台に契約を決める仕事です。契約が決まる瞬間に立ち会えることや、顧客から名指しで相談されることにやりがいを感じる人に向いています。
インサイドセールスは、多くの見込み客と接点を持ち、架電数や商談化率の数字を見ながらやり方を改善していく仕事です。外回りよりもデスクで集中して働きたい人や、データをもとに改善を重ねるのが好きな人に向いています。インサイドセールスの適性は、インサイドセールスに向いてる人の特徴7つ|向かない人と適性診断で確認できます。
インサイドセールスを経験してから、フィールドセールスへ移る人もいます。前述の調査では、インサイドセールスを導入した売り手の65%が、導入後に「訪問型営業が当たり前ではなくなった」と答えています。今のフィールドセールスは、訪問とオンライン商談を組み合わせて進めるのが一般的になりつつあります。
そのため、インサイドセールスの経験者は、オンラインでのヒアリングや商談の進め方に慣れている点を強みとして活かせます。移る前に準備しておきたいのは、提案書の作成、見積もり、クロージング(契約の締結に向けた最終交渉)の経験です。社内で異動を目指す場合は、引き継いだ商談に同席させてもらい、受注までの流れを近くで学んでおくと、移ったあとに戸惑いにくくなります。
次の12の質問に「はい」か「いいえ」で答えてみてください。性格だけでなく、普段の行動の習慣も含めて確認できるようにしています。
「はい」が9個以上の人は、フィールドセールスに向いている可能性が高いといえます。次は、気になる求人が新規開拓型か既存顧客の深耕型か、中小企業向けか大企業向けかを確認し、自分の強みに合うタイプを選びましょう。
「はい」が5〜8個の人は、タイプや職場によって向き不向きが分かれます。「いいえ」と答えた項目が、経験で補えるものか、自分の価値観に関わるものかを分けて考えてみてください。たとえば、5、6、7、11は経験や仕組みで変わりやすい項目ですが、8、9、12は働き方の好みに関わる項目です。
「はい」が4個以下の人は、フィールドセールス以外の営業職や、営業を支える職種のほうが力を発揮しやすいかもしれません。後半で紹介するキャリアの選択肢もあわせて検討してみてください。
フィールドセールスについて調べると、「きつい」「やめとけ」という声を目にすることがあります。こうした声が出る理由と、実際のところを整理しておきましょう。
フィールドセールスは、受注金額や受注件数が評価に直結しやすい仕事です。成果が出ている月はやりがいを感じやすい一方で、目標に届かない月が続くと、強いプレッシャーを感じることがあります。
ただし、評価の仕組みは会社によって違います。受注の結果だけでなく、商談数や提案の質などの行動も評価に含める会社であれば、成果が出るまでの期間も前向きに取り組みやすくなります。
訪問が中心の会社では、商談そのものより、移動と準備に多くの時間を使います。HubSpot Japanの同じ調査で、営業責任者と営業担当者に「無駄だと思う業務」を複数回答で聞いたところ、「社内会議」が52%、「社内報告業務」が38%、「商談の移動時間」が26%でした。
商談1件の準備に平均68.4分かかることも考えると、訪問件数が多い会社ほど、1日の予定が詰まりやすくなります。オンライン商談をどの程度取り入れているかは、働きやすさを左右する大きなポイントです。
オンライン商談が広がった今でも、フィールドセールスの役割がなくなったわけではありません。同じ調査では、法人営業を受けたことがある人(買い手)の40.4%が「訪問型の営業が好ましい」と答えています。「どちらでもよい」は32.8%、「非訪問型が好ましい」は26.8%でした。

訪問を好む顧客が一定数いる以上、会って信頼を築くフィールドセールスの価値は今後も残ると考えられます。一方で、オンラインを好む顧客も4人に1人以上いるため、相手に合わせて訪問とオンラインを使い分けられる人が、より求められるようになっていくでしょう。
フィールドセールスのきつさは、職場の仕組みによって大きく変わります。応募する会社を選ぶときは、次の4点を確認しておきましょう。
フィールドセールスは、営業経験の有無やこれまでの職種によって、活かせる強みが変わります。自分の経験に近いものを確認しておきましょう。
インサイドセールスの経験者は、見込み客への短時間のヒアリング、オンラインでの商談の進め方、顧客情報の記録といった力をそのまま活かせます。
フィールドセールスへ移ると、提案から受注までを自分で担うことになるため、提案書の作成や価格交渉の経験を補っておくと移行がスムーズです。
ルート営業や既存顧客の営業を経験した人は、顧客と長く関係を続ける力を活かせます。既存顧客の深耕型のフィールドセールスとは、特に相性がよいでしょう。
新規開拓型に挑戦する場合は、初対面の相手から課題を聞き出す力が新たに求められます。今の仕事でも、既存顧客の新しい部署への提案などに取り組んでおくと、面接で話せる実績になります。
個人向けの営業や販売職を経験した人は、相手の反応を見ながら説明を変える力や、断られても次に向かう力を活かせます。
法人向けのフィールドセールスでは、決裁に複数の人が関わる点が個人向けの営業と大きく違います。「誰が決めるのか」「どんな手順で決めるのか」を確認しながら商談を進める意識を持つと、法人営業の進め方に慣れやすくなります。
job tagでは、OA機器営業について、入職に特定の学歴や資格は必要なく、中途採用も多いと紹介されています。コンサルティング営業(IT)でも、同業や他業種の営業経験者が中途採用されることが多いとされています。
営業が未経験の場合は、今の仕事で「相手の課題を聞いて解決した経験」を整理しておくと、面接で適性を伝えやすくなります。業界の知識は入社後の研修で学ぶことが多いため、まずは自分の強みを言葉にしておきましょう。
営業職への未経験転職の進め方は、未経験で営業職への転職は可能!営業に向いている人と転職を成功させる秘訣で解説しています。
フィールドセールスの向き不向きは、本人の性格だけでなく、職場のタイプとの相性でも決まります。応募する前に、求人票と面接で次のポイントを確認しておきましょう。
| 確認する項目 | 確認する理由 | 求人票での表現の例 |
|---|---|---|
| 新規と既存の比率 | 新規開拓型か深耕型かで、求められる適性が変わる | 「新規開拓7割」「既存顧客への深耕がメイン」 |
| 商談の供給元 | アポイントの獲得まで担うかどうかが分かる | 「インサイドセールスが設定した商談を担当」 |
| 担当する顧客の規模 | 商談の期間や進め方が大きく変わる | 「中小企業向け」「エンタープライズ担当」 |
| 訪問とオンラインの比率 | 移動の負担や1日の働き方が変わる | 「オンライン商談が中心」「訪問が中心」 |
| 評価とインセンティブの仕組み | 数字のプレッシャーの大きさが変わる | 「インセンティブあり」「行動目標も評価」 |
求人票にこれらが書かれていない場合は、面接や転職エージェントを通じて確認しましょう。
面接の逆質問では、次のような質問をすると、入社後の働き方を具体的にイメージしやすくなります。
適性診断や実際の経験から、フィールドセールスが向いていないと感じても、営業の経験が無駄になるわけではありません。フィールドセールスで身につけた力は、ほかの職種でも活かせます。
移動の負担や、1件の商談に時間をかける働き方が合わないと感じる人は、インサイドセールスへの異動や転職が選択肢になります。
顧客の課題を聞き出す力や、商談の流れを理解している点は、インサイドセールスでも強みになります。インサイドセールスへの転職の進め方は、インサイドセールスへの転職は未経験でもできる?仕事内容や向いている人の特徴も解説で紹介しています。
契約を決めることより、導入後に顧客が成果を出すまで伴走することにやりがいを感じる人は、カスタマーサクセスが向いています。顧客の課題を聞き出す力や、社内を巻き込む力をそのまま活かせます。
数字の分析や資料づくりが得意な人は、営業戦略の立案や営業資料の作成を担う営業企画など、営業を支える職種も選択肢になります。現場の営業を経験していることは、現場に役立つ仕組みを考えるうえで強みになります。
営業という仕事自体に強いストレスを感じる場合は、職種そのものを見直すことも大切です。営業に向いていないと感じたときの考え方は営業に向いてない人の特徴7つと辞めた理由で、営業経験を活かせる転職先は営業職から転職したい方におすすめの転職先と活かせるスキル・転職成功ポイントで詳しく解説しています。
フィールドセールスは、同じ職種名でも会社によって仕事の中身が大きく違うため、求人票だけでは判断しにくい職種です。新規と既存の比率や、インサイドセールスとの分業の有無など、求人票に書かれていない点を確認したいときは、転職エージェントへの相談も選択肢になります。
ここでは、次の3つの基準で相談先を選びました。
| サービス名 | 運営会社 | 特化領域 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| リクルートエージェント | 株式会社インディードリクルートパートナーズ | 総合型 | 業界をまたいで求人を比べたい人 |
| doda | パーソルキャリア株式会社 | 総合型 | 担当者の紹介とスカウトを並行して使いたい人 |
| Geekly | 株式会社ギークリー | IT・Web・ゲーム業界 | SaaSやIT企業のフィールドセールスを目指す人 |
| JACリクルートメント | 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント | ミドル・ハイクラス | 営業経験を活かして年収を上げたい人 |

リクルートエージェントは、業界や職種を限定せずに求人を扱う総合型の転職エージェントです。公開求人は約82万件、非公開求人は約24万件です(2026年9月29日時点・公式サイト)。
フィールドセールスは、SaaS、人材、広告、メーカー、商社など幅広い業界に置かれていて、業界によって新規開拓の比重や商談の長さが違います。自分がどのタイプに合うのかまだ絞り込めていない人ほど、業界をまたいで求人を比べることで判断材料が増えていきます。
面談では、この記事で整理した「新規開拓型か深耕型か」「中小企業向けか大企業向けか」を希望として伝えると、紹介される求人を絞り込みやすくなります。ただし、特定の業界の内情まで詳しく知りたい場合は、業界に特化したエージェントとの併用も検討しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
| 特化領域 | 全業界・全職種(総合型) |
| 主な特徴 | 公開求人約82万件・非公開求人約24万件(2026年9月29日時点)/業界を限定せず求人を比較できる |
| おすすめの人 | フィールドセールスの求人を幅広く見比べてから絞り込みたい人 |

dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービスで、キャリアアドバイザーによる求人紹介と、企業から届くスカウトを同じサービスの中で利用できます。公開求人は289,503件です(2026年10月29日更新・公式サイト)。
dodaでは、求職者を担当するキャリアアドバイザーとは別に、企業1社ごとに採用プロジェクト担当が付き、企業の採用担当者と直接やり取りしています(2026年10月時点・公式サイト)。
求人票の「フィールドセールス」がどこまでの仕事を指すのか、インサイドセールスと分業しているのかなど、求人票だけでは分からない点を確認したいときの相談先になります。
職務経歴を登録しておけば、自分の経験にどんな企業が関心を持つのかを、スカウトを通じて知ることもできます。ただし、採用プロジェクト担当はキャリアカウンセリングを行わず、電話やメールでの連絡が中心です(2026年10月時点・公式サイト)。キャリアの方向性から相談したい人は、キャリアアドバイザーとの面談を活用しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
| 特化領域 | 全業界・全職種(総合型) |
| 主な特徴 | 公開求人289,503件(2026年10月29日更新)/キャリアアドバイザーと企業ごとの採用プロジェクト担当が分かれている/スカウトサービスも利用できる |
| おすすめの人 | 担当者からの紹介と企業からのスカウトを並行して受け取りたい人 |

Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。IT・Web業界の求人は44,000件以上あります(2026年9月時点・公式サイト)。
IT業界のフィールドセールスは、同じ「営業」でも、受託開発の営業、SaaSの営業、広告やWeb制作の営業などで商材も商談の進め方も違います。総合型の求人一覧では違いが見えにくいため、IT業界に絞って転職したい人は、業界の求人を細かく分けて扱うエージェントを使うと比較しやすくなります。
Geeklyの求人検索では、営業職を「営業(ソフトウェアパッケージ・SaaS)」「アウトバウンド(新規営業メイン)」「既存営業メイン」「大手企業向け」「インセンティブあり」といった条件で絞り込めます(2026年10月時点・公式サイト)。
この記事で整理したタイプ別の向き不向きを、そのまま求人選びに当てはめやすいサービスです。ただし、IT・Web・ゲーム以外の業界の営業職を探す場合は、総合型との併用が必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ギークリー |
| 特化領域 | IT・Web・ゲーム業界 |
| 主な特徴 | IT・Web業界の求人44,000件以上(2026年9月時点)/営業求人を新規・既存・大手企業向けなどの条件で絞り込める |
| おすすめの人 | SaaSやIT企業のフィールドセールスを目指す人 |

JACリクルートメントは、株式会社ジェイ エイ シー リクルートメントが運営する転職エージェントで、ミドル・ハイクラスのマネジメント層、業界のスペシャリスト、グローバル人材の転職支援を主力としています。業界・職種別に250以上の専門チームを置いています(2026年10月時点・公式サイト)。
フィールドセールスとして経験を積んだあと、大企業向けの営業や外資系企業の営業に進みたいと考えても、こうした求人は求められる経験の水準が高く、自分の経歴がどこまで通用するのか判断しにくいものです。JACリクルートメントの求人検索では、想定年収500万円台から2,000万円以上までの年収帯で求人を絞り込めるほか、外資系・日系グローバル企業の求人も扱っています(2026年10月時点・公式サイト)。
これまでの営業実績をもとにキャリアアップを狙う人に向いているエージェントです。営業経験が浅い段階では、総合型を中心に使うほうが選択肢を広く持てます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント |
| 特化領域 | ミドル・ハイクラスのマネジメント層、業界のスペシャリスト、グローバル人材 |
| 主な特徴 | 業界・職種別の専門チーム250以上/外資系・日系グローバル企業の求人を扱う/想定年収帯で求人を絞り込める |
| おすすめの人 | フィールドセールスの経験を活かし、大企業向けや外資系の営業で年収を上げたい人 |
フィールドセールスは、営業の役割を分けたときに「商談から受注まで」を担う職種を指す呼び方です。ルート営業は既存の取引先を定期的に回る営業、訪問営業は顧客のもとへ出向くという営業の手法を指します。フィールドセールスには、オンライン商談で提案や受注を担う働き方も含まれます。既存顧客の深耕型のフィールドセールスは、ルート営業に近い仕事です。
フィールドセールスだけを対象にした公的な年収の統計はありません。近い職業として、job tagに掲載されている賃金(年収)は、コンサルティング営業(IT)が659.4万円、広告営業が660.7万円、OA機器営業が585.7万円です(令和7年賃金構造基本統計調査)。実際の年収は、業界、扱う商材の単価、担当する顧客の規模、インセンティブの有無によって大きく変わります。
未経験からでも目指せます。job tagでは、OA機器営業について、入職に特定の学歴や資格は必要なく、中途採用も多いと紹介されています。営業が未経験の場合は、研修や先輩への同行の期間がある求人を選ぶと安心です。今の仕事で相手の課題を聞いて解決した経験を整理しておくと、面接で適性を伝えやすくなります。
できます。フィールドセールスで最も求められるのは、話す力より聞く力です。job tagでも、コンサルティング営業(IT)で求められるスキルの1位は傾聴力でした。相手の話を丁寧に聞き、課題を正しくつかめる人は、口数が多くなくても成果を出せます。
必要とされ続けると考えられます。HubSpot Japanの調査では、営業を受ける側(買い手)が望む対応として、「常に人間が対応」が48%、「生成AIと人間のハイブリッド型」が49%で、「常に生成AIで完結」は3%にとどまりました。人が対応する価値は残る一方で、AIやオンラインを使いこなしながら商談を進められる人が、より求められていくでしょう。
主に、相手の課題を聞き出すヒアリング力、分かりやすく伝える提案力、条件をすり合わせる交渉力、社内外の関係者を動かす調整力が身につきます。これらはどの業界でも通用する力のため、インサイドセールスやカスタマーサクセス、営業企画、マネージャーなど、その後のキャリアの幅を広げることにもつながります。
フィールドセールスに向いているのは、話し上手な人より、相手の話を聞いて課題を言葉にし、会うことで信頼を積み上げられる人です。オンライン商談が広がった今も、営業を受ける側の4割は訪問を好んでいます。会うからこそ生まれる価値をつくれる人は、これからも求められます。
一方で、同じフィールドセールスでも、新規開拓型か深耕型か、中小企業向けか大企業向けか、インサイドセールスと分業しているかで、求められる適性は大きく変わります。向いていない特徴に当てはまっても、職場のタイプを選び直すことで力を発揮できる場合もあります。
まずは、次の2つから始めてみてください。
求人票だけで判断がつかないときは、転職エージェントに相談しながら、自分に合うフィールドセールスの職場を探していきましょう。