ポストコンサルから実現できる転職先lおすすめの転職方法や失敗例も解説

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「ポストコンサルの経験を活かせる業界はどこ?」
「ポストコンサルとしてさらにキャリアアップをしたい」
「転職したいけど、失敗するリスクを最小限に抑えたい」

そんな悩みや思いをもちながらも、具体的にどのように進めるべきか、イメージできない方も多いでしょう。

本記事では、ポストコンサル経験者におすすめの転職先、ポストコンサルが評価される理由、転職活動のポイントなどについて徹底解説します。

後悔のない転職を叶えるためには、転職市場におけるポストコンサルの立ち位置を正しく知る必要があります。

本記事を読み込めば、ポストコンサルの経験・スキルを無駄にせず、満足のいく転職を実現できるでしょう。

CONTENTS

ポストコンサルから実現できる転職先

まずは、ポストコンサルから実現できる4つの転職先について詳しく解説します。

ポストコンサルから実現できる転職先

どのような要素がポストコンサルの転職先として向いているのか、詳しくみてきましょう。

日系企業

日系企業へ転職すれば、DX人材への需要が高まっているため、デジタル部門や新規事業部門で活躍するチャンスを狙えます。

さらに、近年は事業のボーダーレス化が進んでいることから、海外進出や海外企業とのM&Aをおこなう日系企業も増加傾向です。

DX化という時代の流れに加えて、日系企業のグローバル化という二つが加速していることが、ポストコンサルの需要を上げる要因となっています。

日系企業は、即戦力としてポストコンサルの人材を積極的に迎え入れ、プロジェクトに参加させるケースも多いといえます。

外資企業

外資企業へ転職してグローバルな環境に身を置けば、コンサルティングスキルを磨き、年収アップを狙うことができます。

コンサル業界と外資系企業は社内文化や働き方などの類似点も多い傾向のため、実力主義の文化はコンサル出身者と非常に相性がよいといえます。

過去の実績次第で年収アップが叶う可能性もあるため、コンサル時代よりも年収を下げずに転職できる点は魅力的といえるでしょう。

外資企業は海外を相手に闘う環境のため、求められるビジネススキルは非常に高いといえますが、コンサル時代には得られなかったような成長チャンスも存在します。

ベンチャー企業

ベンチャー企業へ転職すれば、スピード感のある環境で、裁量権のある働き方を実現できます。

ベンチャー企業は、拡販の仕組みや組織体制などのあらゆる要素が発展途上であるため、会社を見直すためのPDCAサイクルがスピーディーという特徴があります。

だからこそ、ベンチャー企業にとって、コンサル経験をもつ人材は、会社を発展させていくうえで、喉から手が出るほどほしい存在なのです。

会社の見直しだけではなく、即戦力として売上貢献が期待できるというのもコンサル経験者が歓迎される理由です。

ファームtoファーム

コンサルとしてさらなる高みを目指したい方は、ファームtoファームへ転職するのも選択肢のひとつです。

コンサル業界において、ポストコンサルには即戦力として高い需要があります。総合系ファームから専門性を高めるために財務系などの特化系ファームへ転職を志す方や、ワークライフバランスの見直しを図る方など、実際の転職理由はさまざまです。

コンサルティングファームの種類は多種多様のため、希望に合った転職先を見つけやすいというメリットも存在します。給与水準も比較的安定しているため、金銭的な不安を軽減できるという点も魅力です。

ポストコンサルが評価される理由

転職市場において、ポストコンサルが評価される3つの理由について解説します。

ポストコンサルの市場価値が高い理由を知れば、自身を企業へアピールするヒントが得られるはずです。

詳しくみていきましょう。

問題解決能力があるから

コンサル経験を通じて培った問題解決能力の高さは、多くの企業から必要とされるビジネススキルです。

コンサル業務において求められる、顧客が抱える課題を正しく紐解き、課題解決を図るアクションは、全てのビジネスパーソンが経験できるものではありません。

一方で、業種・職種問わず、どのような仕事においても、何らかの課題が起こった際の課題分析・解決策の提示・実行というPDCAサイクルを回すことは必要不可欠です。

複雑な課題を論理的に分析し、最適な解決策を導き出す能力は、あらゆるビジネスにおいて汎用性が高いため、問題解決能力をもつ人材の需要は高いといえます。

ビジネス推進力が高まっているから

近年のポストコンサルには、問題解決能力だけでなく、具体的な成果を生み出すビジネス推進力が求められています。

コンサル経験者は、プロジェクトマネジメントや関係者調整など、ビジネスを推進するために必要なスキルを豊富に持っています。さらに、近年のコンサル業界では、実行支援まで踏み込んでクライアントの課題解決を支援するケースも増加傾向です。

このような背景から、ポストコンサルは単なる分析のみではなく、プロジェクトを成功に導くための推進力をもつ人材として評価されています。

リーダーシップ力を発揮できるから

リーダーとしてプロジェクトを牽引した経験は、どのような分野においても求められる能力のひとつです。

コンサルタントは、プロジェクトチームを率いて課題解決に導く役割を担っています。クライアントの経営層や関係各所との折衝、チームメンバーの指導など、さまざまな場面でリーダーシップを培うことができます。

いわば、リーダーシップを養ったシチュエーションが非常に豊富であるため、企業の目には「リーダーシップの経験が深い人材」としてプラスに映るのです。

リーダーシップが高い人材は、あらゆるシーンで周囲を牽引し、よい成果を生み出すために前進できる存在として評価されるでしょう。

ポストコンサルの「出戻り事情」とは

コンサル業界においては、ポストコンサルの「出戻り事情」というものが存在します。

コンサル業界では、コンサルタントから別企業へ転職したポストコンサルが、再びコンサル業界へ戻るケースが増加傾向です。

このようなことが起こる主な理由は、転職した方が転職先企業とのミスマッチを感じてしまったり、コンサル業務への名残惜しさを感じてしまうためです。

大前提として、多くのコンサル企業が「出戻りOK」という姿勢をもっているため、人材側も「たとえ転職しても、また前職へ立ち戻れるだろう」というスタンスをもっていることがほとんどといえます。

出戻りが受け入れられている主な理由は、「たとえ一度退職した社員であっても、コンサルという専門スキルをもった人材を取りこぼす機会損失を被るのは避けたい」という企業の本音があるためです。

中には「転職する以上、出戻りはありえない」という姿勢を一貫するコンサル企業も存在するため、前職場の社風次第では、出戻りによって、職場やクライアントとの気まずさを感じる可能性もゼロではありません。

しかし、コンサル業界全体としては、元従業員の出戻りに対して寛容であるといえます。

ポストコンサルの転職における失敗パターン

続いて、ポストコンサルの転職における失敗パターンについて解説します。具体的には以下のとおりです。

よくある失敗例をあらかじめ知っておけば、同じ失敗を踏まないためのリスクヘッジを打てるでしょう。

年収が下がる場合がある

晴れて新たな企業へ転職できたとしても、コンサル時代よりも年収が下がる可能性があります。

過去の実績がどれだけ優れたものであっても、転職先企業があなたが理想とする年収を提示してくれるとは限らないからです。

多くの場合、採用ポジションや過去の経験などによって年収を決定されるため、転職後にコンサル時代と同等の年収まで上り詰めるには、相当の時間が必要な場合があります。

年収額とは、仕事において非常に重要な要素のひとつだからこそ、慎重に検討し、見極めることが大切です。

仕事への向き合い方が変わる

あなたが理想とする仕事の向き合い方を、転職先では実現できない可能性もゼロではありません。

コンサルはプロジェクト単位で成果を出す仕事ですが、他職種においては、目の前の成果を追い求めるのではなく、長期的な視点で取り組むことが多い傾向です。

表現を変えて言うのであれば、コンサルの仕事は成果を短スパンで追い求める仕事である一方、他職種は比較的ゆっくりとしたペースで、一つひとつの仕事をこなしていくようなイメージです。

コンサル時代のような仕事の向き合い方を続けていきたいが故に、このようなギャップをネガティブなものだと感じた場合は、仕事に対するモチベーションがダウンし、ストレスを感じてしまう恐れがあります。

カルチャーにギャップを感じる

転職先のカルチャーにギャップを感じてしまい、会社になじめずに浮いてしまうケースも少なくありません。

一般的に、コンサルティングファームと事業会社とでは、企業文化や働き方に大きな違いが存在します。

ファームが合理的かつ実力主義な社風であるのに対し、事業会社の場合は協調性や調和を重視した社風であることが多い傾向です。

事業会社で働く際は、周囲との調和やチームワークが重視されることも多いため、「成果第一」というシンプルかつわかりやすい合理主義が通用しない場合があります。

コンサル時代に慣れ親しんでいたカルチャーにとらわれ、新たな社風になじめない場合は、そのギャップに苦しんでしまう可能性があります。

ポストコンサルから転職を成功させるためのポイント

続いて、ポストコンサルから転職を成功させるためのポイントを解説します。具体的には以下のとおりです。

成功させるための秘訣さえ理解すれば、あとは即実践するのみです。詳しくみていきましょう。

自己分析で現状を振り返る

自己分析を通じて、自己理解を深めることが第一に必要なアクションです。

自分の強み、弱み、仕事に対する価値観、理想の働き方などを十分に理解しなければ、「どのような企業へ転職したいのか?」という転職活動のゴールを見出せないからです。

コンサル経験を活かすのも選択肢のひとつですし、新たな分野へ挑戦する選択肢もあなたに残されています。これまでのコンサル経験をふまえて、今後どのような働き方や自己実現を成し遂げたいのかを明らかにしましょう。

自己分析の方法に関しては、インターネット上で「自己分析 フォーマット」などを検索をすれば、自己分析用のシートを無料でダウンロード可能です。

文字起こしをしながら自己分析をおこなえば、思考の整理もでき、自己分析の精度を上げられるでしょう。

志望先の情報収集を実施する

転職したい企業の情報収集を十分におこなうことは、転職活動において必須事項です。

条件や仕事内容などの一部分にのみに惹かれて、企業情報を詳しく知らないまま選考へ進んだ場合、最終的に企業とのミスマッチが起こる可能性が上がります。

ミスマッチを感じた結果、選考辞退に至ってしまっては、それまで費やしていた時間が無駄になってしまいます。

転職先企業の情報を調べるうえで役立つ情報源は、企業のコーポレートサイトや採用ホームページ、企業用のSNSアカウント、評判・口コミサイトなどです。さまざまな方向から企業を調べれば、企業への理解度を最大限高められます。

また、転職先として考える業界、職種、ポストコンサル転職成功者の体験談をインターネットなどで調べるのも一案です。ポストコンサル経験者による体験談は身になる情報源になり得るでしょう。

ベストな年収額を考える

転職後、どれくらいの年収額を実現させたいのかを具体的に定めましょう。

転職先企業次第では、ポストコンサルから転職した場合、それまでよりも年収がダウンする可能性もゼロではないからです。

多くの場合、転職後に年収アップを目指すためには、昇進・昇格の機会を中長期的に待つ必要があるため、転職直後からベストな年収を実現できるのかを見極める必要があります。

理想の年収額を定める際は、自身のスキル・経験をふまえて、自分の市場価値に見合った年収額を知ることが重要です。

身の丈に合った年収額を明らかにすれば、転職先企業のピックアップもしやすくなるでしょう。

ワークライフバランスを考慮する

ワークライフバランスを両立できる企業へ転職することをおすすめします。

多くのコンサル出身者は、残業が当たり前&休日出勤ありなどのハードワークの経験を重ねたことが多いかと思います。

気力と体力がある若い頃は、多少の無理ができるかもしれませんが、年齢を重ねれば重ねるほど、無理が利かなくなることがほとんどです。

心身ともに良好なコンディションで長く働くうえで、ワークライフバランスを見つめ直すことは避けては通れません。ポジティブな意味で、これまでの働き方から脱却し、仕事とプライベートを両立させる働き方を検討するとよいでしょう。

転職エージェントから力を借りる

自己分析や自分の市場価値の判断に迷ったら、転職のプロに相談するのもひとつの方法です。

転職活動の方向性を決めるうえで、自己分析は慎重かつ丁寧におこなう必要があるため、転職のプロからアドバイスをもらう意義は大きいからです。

さらに転職エージェントによって、企業紹介、面接対策などのあらゆる部分をサポートしてもらえるメリットも非常に大きいといえます。

また、転職エージェントは、年収交渉や企業間との連絡も代行してくれるため、転職活動にかける工数を最小限にできるのも大きな利点です。

何よりも、「転職のプロが専属でサポートしてくれる」という事実が、転職活動を進めるうえでの安心材料となるでしょう。

ポストコンサルにおすすめの転職エージェント3選

ポストコンサルにおすすめの転職エージェントは、以下のとおりです。

  • ムービン
  • KOTORA(コトラ)
  • ビズリーチ

それぞれの特徴について、見ていきましょう。

ムービン

ムービン
公開求人数記載なし
対応エリア全国
特徴幅広い業界出身者向けの求人がある
コンサル出身者が転職エージェント
コンサル未経験の支援実績がある
公式サイトhttps://www.movin.co.jp/
運営会社株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア

ムービンは、コンサル業界に特化した転職エージェントです。

経営・戦略、IT、金融・財務・組織人事など、コンサルを目指す方にとっては、多くの選択肢をもてる転職エージェントを会社です。

転職支援実績も多く、初めてのポストコンサル転職の方でも安心して利用できるでしょう。

KOTORA(コトラ)

コトラ
有効求人数2万件
対応エリア全国
特徴年収1,000万円以上の求人が5,000件以上
豊富なハイクラス転職成功事例
公式サイトhttps://www.kotora.jp/
運営会社株式会社コトラ

KOTORAは、コンサル業界に特化した転職エージェントの中でも、ハイクラス求人を豊富に扱っています。

支援実績は年収1,000万円を超えるケースが多いため、いままでのスキルを活かして高年収を目指したい方にはとくにおすすめです。

ビズリーチ

ビズリーチ
公開求人数約400件(コンサルティングで検索)
対応エリア全国
特徴英語や中国に対応可能
ハイクラスで優良な求人が多い
公式サイトhttps://www.bizreach.jp/
運営会社株式会社ビズリーチ

ビズリーチは、ハイクラス求人を多く取り扱う転職エージェントです。

年収1,000万円以上の求人が3分の1以上あり、高待遇のコンサル転職にも期待できます。

一定の基準を満たした優秀な転職エージェントのサポートも受けられるため、安心して転職活動ができるでしょう。

ポストコンサル向きの転職先に進むためも十分な選考対策を実施しよう

本記事では、ポストコンサルにおすすめの転職先、転職における成功・失敗パターンなどについて詳しく解説しました。

転職市場におけるポストコンサルの市場価値は非常に高いといえますが、コンサルという専門性の高い業種に身を置いていたからこそ、過去の経験を存分に活かせる転職先を選ぶことが大切です。

新たな業界・業種へチャレンジしたい方は、これまでの経験や価値観を取り払ったうえで、新しい文化へ柔軟に適応する姿勢が必要とされます。

過去の経験をふまえて、自身はどのようなキャリアステージへ新しく進みたいのか、自己分析を十分に図り、選考対策も綿密におこなったうえで、転職活動を進めていきましょう。

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