女性こそ営業職に向いている理由と営業職に向いている女性の特徴・抱えやすい悩みの対処法まで

営業職は体力的にも精神的にも厳しいというイメージがあり、女性にとってはハードルが高い職種だと思われがちです。営業に興味はあるけど、やっていけるか不安という女性も少なくないのではないでしょうか。

しかし、営業が体力勝負だったのは一昔前のことで、現在では女性ならではの特性を生かして営業職として活躍している女性が増えてきています。

今回は、女性が営業に向いている理由や営業に向いている女性の特徴、そして営業として働くうえで、女性ならではの悩みとその解決法をまとめていきます。

営業職への転職を考えている女性の方、ぜひ参考にしてみてくださいね。

女性が営業職に向いている理由５つ

女性は営業職において必要なスキルをもともと兼ね備えている場合が多いです。女性が営業職に向いている理由について具体的にみていきましょう。

共感能力の高さ

営業はお客様が抱えている課題や問題を解決するために商品やサービスを提案していきますが、その過程においてお客様の気持ちになってお客様に共感できるというのは営業として働くうえでとても大きな強みです。

女性は共感する能力が高い傾向があるため、お客様からの信頼も得やすく、営業に向いていると言えます。

初対面の人に壁を感じさせにくいから

人によっては、初対面の男性は威圧感がありなかなか心を開けないという人もいます。初対面の男性から商品やサービスを勧められても心を開ききれず壁を感じてしますのです。

しかし、女性ならではの物腰柔らかな態度や笑顔、愛嬌は初対面の人にも受け入れられやすく、壁を感じさせにくいというメリットがあります。男性の営業マンよりも緊張感や警戒心を与えにくいため、営業に向いていると言えるのです。

細やかな気遣いができる人が多い

営業において、上手に商品をプレゼンすることや話を盛り上げることが重要だと思われがちですが、営業として活躍するうえで、何よりも大切なのはお客様への気遣い、気配りです。女性は男性よりも気遣い、気配りができる方が多いため、営業として働くにはとても大きな武器になります。

気配り、気遣いができるということは、相手が求めていることを瞬時に察知することもできますし、相手が何を考えているのかもつかみ取ることができます。相手の状況によって対応を変えることができますので、お客様からの印象も良く営業として活躍できる幅が広がるでしょう。

印象に残りやすいから

女性の営業は増えているとはいえ、いまだに営業＝男性という印象が強く残っています。特に、不動産業界や金融業界などは男性の営業が今も多いため、女性であるだけでも印象に残りやすいのです。

営業にとって、お客様に自分のことを覚えてもらえるかどうかは死活問題です。お客様に覚えてもらえるだけでも営業として仕事がしやすくなります。また、男性の中には女性に良いところを見せようとする人もいて、それは営業と顧客の関係おいては女性の営業に良いところを見せようと、即断即決で契約に踏み切ることもあります。

男性の心理をうまく活用できるのも女性営業特有のメリットでしょう。

アポ率が高い傾向にある

営業職の一連の流れは、『見込み客のリストアップ』→『架電（テレアポ）』→『商談』→『受注（契約）』が一般的ですが、こと『架電（テレアポ）』の率は女性の方が高い傾向にあります。

下記はディップ株式会社が2020年、『657人分6000件の電話データ』から、男性と女性のアポイント率を差分を算出したデータになります。

なぜ女性の方がアポ率が高いのかについては諸説ありますが、一般論としては下記のに言われています。

• 声のトーンが聞きやすい
• 安心感がある
• 女性脳が有利に働く
• 幅広い商材に対応できる　など

いずれにしても、商談をしないことには始まらないのが営業ですので、その入り口ともいえるアポイントが取れるという点でも女性有利と言っていいでしょう。

女性が営業職に転職した際の３つのメリット

女性は営業職に向いている素質を持っていることが多いことはすでにお伝えしました。向いているだけでなく、女性が営業に転職することには大きなメリットもあるのです。この章では営業に転職するメリットとデメリットを合わせてご紹介していきます。

結果さえ出せば家事や育児・プライベートも両立しやすい

女性が営業に転職するときのメリットは家事や育児と両立しやすい点でしょう。営業は成果さえ出していれば時間を自由に管理して働くことができます。会社によっては営業職の時短勤務を認めている場合もありますので、家事や育児、介護などと仕事を両立したい女性にとっては働きやすい職種なのです。

また、先ほどの章でも挙げたように女性は営業にとって有利になる特徴を持っていることが多く、柔らかい物腰や気遣いなどが強みとして生かせるようになるのもメリットと言えます。

年収も高く大きく稼ぐことも可能

「営業職」と一言でいっても扱う商品やサービスは企業によって異なります。ただ、多くの営業職に共通するのは、「実績が給与に大きく関係する」インセンティブ制度を設けており、個人の能力次第で大きく稼げる可能性があります。

頑張って目標を達成した分だけ稼げる好循環を体験できるので、単純に年収をあげたい人にとっては良い環境といえます。「頑張りを正当に評価してほしい」「個人の成績で評価を受けたい」と考えている女性にとって、営業職を選ぶメリットは大きいでしょう。

キャリアの選択肢が広い

営業職として目指す理想系は「商品やサービスを多く売ることができる」というシンプルな形態ですが、その成長過程ではさまざまなスキルが求められます。そのため、営業職を経験するということはビジネスパーソンとして大きく成長でき、今後のキャリアアップ、転職時のキャリア選択肢も広がります。

例えば、営業職からの転職先として

1. 営業職 → 人材紹介会社のキャリアアドバイザー
2. 営業職 → コンサルタント
3. 営業職 → 人材採用、人事担当者
4. 営業職 → 広告代理店　など

キャリアの選択肢はかなりあります。また、契約を獲得するためには、論理的思考や課題発見・解決力、コミュニケーション能力、交渉力、提案力など複合的なスキルが自然と求められますから、営業職を経験することで、ビジネスパーソンに重要なスキルを自然に習得できるでしょう。

女性が営業職に転職した際のデメリットとは

営業職が女性に向いている職種であることは間違いなく、給与面でも大いに期待できる職業ではありますが

• 責任感を求められる
• ノルマのプレッシャーは大きい
• 残業がある可能性はゼロではない　など

こう言った面はデメリットになる可能性はあります。

「成果さえ出せば時間を自由に使える」という営業のメリットはありますが、逆に言えば成果を上げられていないと残業しなければいけないことも出てきますので、場合によっては勤務時間が増えてしまうこともあるのはデメリットかもしれません。

営業タイプ別！向いている女性の特徴とやりがい

続いては、営業のタイプ別に向いている女性の特徴を見ていきます。営業のタイプとしてここでは「法人営業」「個人営業」「内勤営業」の3つをご紹介していきます。

さらに、それぞれの営業のやりがいについても見ていきましょう。

法人営業に向いている女性の特徴とやりがい

法人営業は、論理的思考力が特に重要となる仕事です。比較的女性が苦手とするような論理的に物事を考え、端的にわかりやすく相手に伝えることができる女性が向いていると言えます。

スキルとしては、数字やデータなどの客観的根拠を示しながら、論理的に説明を組み立てて話すプレゼンスキルがある女性は強いですね。

法人営業のやりがいは、自分の営業によって動くお金も大きいので、大きな事業を動かしている感覚を味わえるという事でしょうか。また、普段なかなか会えないような企業の社長やや経営陣と会い対等に議論できる機会があるのもやりがいにつながるでしょう。

個人営業に向いている女性の特徴とやりがい

個人営業は会社ではなく一個人への営業になりますので、お客様となる相手に思い入れを持てる人や、貢献したいという意欲が強い女性が向いていると言えます。

法人営業では、感情論ではなく論理的な思考が求められますが、個人営業では論理的にプレゼンして納得してもらうというよりも、相手に共感しコミュニケーション力を発揮しながら、信頼関係を構築したうえで相手の心を動かすことが求められます。

個人営業のやりがいとしては、担当したお客様から「ありがとう」の感謝の言葉を直接言われることでしょう。

個人営業は人と人との関係の中で成り立つ仕事なので、営業とお客様との関係が成果に直結するのもやりがいであり醍醐味だと言えます。

内勤営業に向いている女性の特徴とやりがい

内勤営業は、自分から営業先に出向いて商品を売り込んでいくのではなく、窓口や電話口で相手の相談や悩みを聞きながら商品を提案していく営業スタイルです。

そのため、人と接するのは好きだけど、厳しいノルマがプレッシャーになる人や、外へ出る仕事は体力的に厳しいと感じる人、事務職に近いスタイルで働いていきたい人は、内勤営業に向いています。

内勤営業のやりがいは、チームで仕事をしている感覚を味わえる点でしょう。会社によっては内勤営業個人の目標は持たずにチーム全体で目標を達成していくケースも多いです。

個人の目標のために一人で奮闘することがほとんどの法人営業や個人営業に比べると「チームで力を合わせて成果を出せた！」という達成感や充実感があることがやりがいにつながるでしょう。

営業職に就いている女性が抱えやすい６つの悩みとそれぞれの対処法

女性に営業職は向いているといっても、営業として働くうえで悩みや大変なことがないわけではありません。営業職に就いている女性の中には問題や悩みを抱えながら働いている人もいます。

そこで、一般論ではありますが、女性が抱えやすい悩みとそれぞれの対処法について解説していきます。

普段のコミュニケーションが通用しない

女性は普段からおしゃべりをするのが好きな人が多いですよね。女友達と話し出したら数時間経っていた・・・なんてことはざらにあると思います。

そのため、「自分はコミュニケーション能力が高い」思っている女性が多いのですが、普段のコミュニケーションとビジネス上のコミュニケーションは全く別物です。

営業として働きだしたばかりのころは普段うまくいっているはずのコミュニケーションがうまくいかない、お客様と話が続かない、相手の思っていることがまったくつかめない、というような悩みを抱えやすいです。

こういう場合は、普段友達と話しているときのコミュニケーションとビジネスをする上でのコミュニケーションを別物ととらえ、ビジネス上のコミュニケーションスキルを「聞く力」と「話す力」「課題発見能力」「課題解決能力」などに分解して考えるようにしてみると違った視点でとらえられるようになるでしょう。

目標となる女性営業ウーマンが少ない

女性営業が増えてきているとはいえ、まだまだ少ないのが現状です。営業職でバリバリ働いている女性が多ければ目標も持ててモチベーションにもつながりますが、なかなか第一線で活躍している女性営業は見つからないでしょう。

すぐ近くに女性のロールモデルがいないと、働いて営業として活躍しながら結婚や出産をするという自分のキャリア設計もイメージしにくいと感じてしまうかもしれません。

そんなときは、「自分が周りの女性営業の目標のような存在になってやる！」と考えてみるのがお勧めです。目標がいないのであれば、自分がその目標になれるように頑張ってみるのもアリだと思います。

また、男性営業の人たちから学ぶことも多くあります。女性だから無理と考えず、男性営業のトップから学べることはすべて学んでしまいましょう。

セクハラを受ける可能性はある

女性営業が抱える悩みの一つにセクハラが挙げられます。セクハラに関する認識が昔よりはしっかりしてきているので、昔ほどではないかもしれませんが、それでも未だにセクハラに悩む女性は後を絶ちません。

特に、取引先からのセクハラは対応が難しいです。営業として契約を取らなければいけないため、取引先からのセクハラに何も言えずに悩んでいる女性もいます。また、契約が欲しくて何も言えないのをいいことに、取引先の担当者が調子に乗って、セクハラがどんどんエスカレートすることもあります。

セクハラに関しては自分一人でなんとかしようとせず、上司に相談して対応を一緒に考えてもらうようにしましょう。あまりにもセクハラが酷い場合は、男性社員に同行してもらうなどの対応を取ってもらってください。

ライフイベントで働き方が左右される

女性は結婚や出産というライフイベントで人生が大きく左右されることが多いです。女性としての幸せも掴みたいし、営業として会社でも活躍していきたいと考えると、働き方が難しく感じてしまうかもしれません。

確かに、結婚して家事が忙しくなったり、子供ができて今までのように働けなくなったりすることもありますよね。働き方がライフイベントで左右されるためにキャリアプランをどうしていこうか悩む女性も多いのです。

ライフイベントで働き方を変えなければいけないという悩みがあるときは、ぜひパートナーに相談してみるといいでしょう。結婚や出産は女性が大きな影響を受けることは間違いありませんが、パートナーである夫に協力してもらうことで乗り越えられるものです。

結婚や出産はパートナーと二人で作り上げていくものなので、一人で抱え込んで悩まないことが一番です。

ビジネス上の関係の深め方が難しい

営業はお客様とどれだけ関係を深めて信頼関係を作っていくかが重要ですが、そのために時として取引先と飲み会やゴルフをすることもありますよね。

しかし、女性にとってこういった関係の深め方は難しく感じますし、取引先の男性社員もセクハラを気にしてなかなか誘いにくいと思っています。とはいえ、取引先との関係性を深めていくことは営業として必要不可欠なことなので、自分でもできる範囲で付き合い方を考えていくといいでしょう。

飲みに行くのが気が引けるようであれば、ランチやお茶をしながら話をするだけでもお互いの考えは共有できるはずです。

体力的にきつい

営業として活躍するうえで、体力だけあればいいというものではなくなっていますが、それでも営業は体力を使う職種であることは間違いありません。

暑い日も寒い日も外回りでスーツとヒールで歩き回らなければいけませんし、営業先から帰ってきたら書類作成などを効率的にこなさなければなりませんので、体力は使います。

営業としてやっていくには体力的にきつい・・・と感じる場合は、体力をつけることと作業をより効率的に行うことを考えなおしてみるといいでしょう。

たとえば、むやみに毎回お客様のもとに出向かなくても、メールや電話で代用できないかを検討してみたり、休日はジムに行って体力をつけたりするのも立派な仕事のうちです。

営業職を楽しめる女性の特徴６選

女性の中でも特に営業職を楽しみながら活躍できる人には共通した特徴があります。どのような女性だと、より楽しみながら活躍できるのでしょうか。

女性であることを言い訳にしない

営業はまだまだ男性の比率が多い職種です。会社によっては、女性であるだけで評価を甘くされたり、できなくてもしょうがないと思われたりすることもあります。

• 「女だからできなくてもしょうがない」
• 「女性だと体力的に厳しいから無理」　など

女性という事を言い訳の材料にしてしまう人もいます。

しかし、営業職を楽しみながらでき、男性に引けを取らない成績を上げ続ける女性はそうは考えません。女性であることを言い訳にせず、一人の営業として仕事に向き合っています。

感情ではなく論理的に考えられる

女性は情緒能力が高い傾向にあるという長所を持っている一方で、感情的になってしまいがちな面があります。

また、論理的に考えるよりも自分の直感で物事を考えてしまい、根拠なく行動に移してしまうことも多いのが特徴です。

普段の私生活であれば問題ありませんが、ビジネスにおいては論理的な思考ができることも大切なので、仕事中に論理的な思考ができる女性も営業職を楽しんでいけるでしょう。

周りの意見を素直に聞き入れられる

女性に限ったことではありませんし、営業職に限ったことでもないかもしれませんが、周りの意見を素直に聞き入れることができ、自分の非を認めて改善しようとできる人は、その職においての成長が極めて速いです。

また、素直であることは自分自身が成長するかどうかの点以外でも重要です。お客様からみても、素直な営業は見ていて可愛げがありますので、信頼もしてもらいやすいでしょう。

メンタルが落ち着いている

女性は身体的な観点からも定期的に気分が落ち込んでしまうこともあり、メンタルが不安定になる人が多い傾向にあります。

ある程度仕方のないことではあるのですが、精神的にも体力的にもきつい営業の仕事は、メンタルが不安定だと楽しめなくなってしまいます。

反対に、メンタルの管理がうまく、情緒が落ち着いている女性は多少のことは気にせずに乗り越えられるので営業の仕事を楽しめるでしょう。

時には体力にものを言わせられる

営業職を楽しめるかどうかは、体力があるかどうかも関わってきます。男性よりも女性のほうが体力がないのは仕方がないことですし、体力以外の部分で営業の仕事を補完することはもちろん可能です。

ただ、男性営業マンと同じくらいの業務量をこなしていくためには体力があることは大きな強みになります。体力があれば、健康的な体も維持しやすくなるので、体調不良で仕事に穴をあけることも少なくなるでしょう。

最低限の事務処理ができる

会社によっては営業のサポートとして営業事務がいることもありますが、それでもやはり最低限の事務処理はできたほうがいいです。

というよりも、事務処理がスムーズにできると資料作成にも時間がかかりませんし、データ入力や情報処理がすぐできるので、仕事を進めやすくなります。本来の営業のメインの仕事であるお客様とのコミュニケーションに集中しやすくなるので、事務処理ができる女性も営業本来の仕事を楽しむことができるでしょう。

女性が営業職に転職するとき失敗しないためのポイント

営業職への転職を考えている女性にとって、できるだけリスクなく転職を成功させられるかどうかは気になるところだと思います。

女性ならではの悩みもあると思いますので、ぜひ失敗しないためにポイントは押さえておいてください。

女性が活躍しやすい業界を選ぶ

営業はいろいろな業界で必要とされる職種です。そして業界によって女性が活躍しやすい業界もあります。

女性の顧客が多い業界だと、女性ならではの悩みや不安に共感し、理解してくれる女性営業マンのほうが心を開きやすいため、女性が活躍しやすいと言えます。

また、自分の興味のある業界や別職種であっても経験のある業界など、自分が活躍できそうな業界を探すことが大切です。

キャリアプランを明確にしておく

転職を考えているという事は、今の職場や今の職種に足りていないもの、不満に思っていることがあるのだと思います。しかし、現状に満足していないからという漠然とした理由で営業職への転職を決めてもうまくいきません。

転職することによって何をどう変えたいのか、どのような働き方が理想なのかなどキャリアプランを明確にすることが転職を成功させるために重要です。

ただし、全ての希望や理想を網羅している会社はほとんどないと思いますので絶対に譲れない条件を満たしている会社から、応募する企業を選んでいくのが効率的でしょう。

結婚・出産・育児に理解のある会社を選ぶ

将来的に、出産を考えている女性は出産や育児に理解のある会社を選ぶことがとても重要です。

昔よりは女性も働きやすい環境になっていますし、育児休暇などの制度も充実してきてはいますが、それでもいまだ出産休暇や育児休暇が取りづらい現状にある会社も少なくありません。

そのため、転職に失敗しないためには、出産前や出産後、育休終わりの女性へのサポートが手厚い企業をしっかりと見極める必要があるでしょう。

初めての転職で不安があれば転職エージェントを利用するのもアリ｜女性におすすめの転職エージェント３選

初めて転職する方は、どういう業界を選べばいいのか、どういう軸で企業をピックアップしていけばいいのかなど、わからないことや不安なことが多いと思います。

また、口コミや求人情報だけを見ていても、本当に産休・育休への理解が進んだ会社なのかどうか、育児と仕事を両立させることができる職場環境なのかどうかわからなくて転職活動がスムーズにいかなくなるかもしれません。

そんなときは、転職エージェントを活用してサポートしてもらうのもお勧めです。口コミサイトなどのインターネット上に出ている情報だけでなく、各会社のリアルな情報を手に入れることができますし、転職時のポイントや注意点、アピールすべきポイントなどをアドバイスしてくれるでしょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェントの注目すべき特徴は「キャリアアドバイザーの提案力に定評がある」点でしょう。あなたの気づいていない価値を見つけ出し、活かせる転職先を紹介してくれ、採用担当者にあなたのことを売り込んだり、入社後の条件を交渉したりすることを得意としています。

サポート力には定評があるため、「自分自身を売り込むのが苦手」「年収などの条件交渉を代行してもらいたい」といった人におすすめです。

サービス名	リクルートエージェント
運営会社	株式会社リクルート
おすすめポイント	求人数の多さが売り質の高いキャリアアドバイザーがトータルサポート多くの転職者が給料アップを実現
対応地域	東京、名古屋、大阪、福岡など全国／海外
公式サイト	https://www.r-agent.com/

type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェントは、女性の転職支援を専門とした転職サービスです。

女性ならではの転職事情に精通したキャリアアドバイザーから専任でサポートを受けられ、たとえば「子育てと両立したい」「残業なしがいい」「キャリアアップしたい」などの悩みも気軽に相談できます。

年間1万人以上（※1）の女性のキャリアカウンセリングをおこなっているとあって、女性に寄り添った転職サポートに期待できるでしょう。

求人への応募や応募書類の添削、面接対策などのサポートのほか、女性のための身だしなみやメイク指導もあり、typeならではのサービスで女性の転職活動を心強く支援してくれます。

サービス名	type女性の転職エージェント
運営会社	株式会社キャリアデザインセンター
おすすめポイント	女性ならではの悩みを相談できる非公開の求人を紹介してもらえる転職活動に合うメイクを教えてもらえる
対応地域	東京、神奈川、千葉、埼玉を中心に全国／海外
公式サイト	https://type.woman-agent.jp/

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、はじめて転職する方におすすめの転職エージェントです。キャリアアドバイザーの徹底したサポートに定評があり、ヒアリングに力を入れた面談を経て、希望条件に合う求人を紹介してもらえます。

応募書類の添削や模擬面接などにも対応してもらえるため、安心して転職活動に取り組めるでしょう。

保有求人数は7万件超あり、特に20～30代向けの求人を多く取り扱っています。また、平日夜間は20:30まで、土曜日は9:30～17:30まで営業（※2）しているため、都合のいい時間に相談できることもメリットです。

サービス名	マイナビエージェント
運営会社	株式会社マイナビ
おすすめポイント	キャリアドバイザーにしっかり相談できるはじめての転職活動でも安心の徹底したサポート夜間や土曜日に相談できる
対応地域	東京、名古屋、大阪、福岡など全国／海外
公式サイト	https://mynavi-agent.jp/

まとめ

営業職は、相手への気配りが重要となる職種で、コミュニケーション能力やヒアリング能力、相手の求めることを瞬時に察知する能力が必要とされる仕事です。

こういったスキルは、女性が持ち合わせている部分が多いので、営業の職種は女性が活躍できる場面が多いのです。

とはいえ、初めて営業の仕事をしたい、初めて転職しようと思っているという方は、不安な点やわからないことが多くあると思いますので、転職エージェントなど転職のプロをうまく活用して、転職をサポートしてもらうのもアリです。

一人で悩みながらよりも転職エージェントからのサポートを受けながら転職活動をしていくほうが後悔のない転職ができるでしょう。