人事コンサルに強い転職エージェント5選｜的確な選び方や活用法を解説

「人事コンサルの転職に特化した転職エージェントってある？」
「未経験からでも人事コンサルに転職できる？」
「経験・スキルを活かして人事コンサルへキャリアアップしたい」

といった悩みや思いをもちながらも、具体的にどのように進めればよいのか、イメージできない方も多いでしょう。

本記事では、人事コンサルへ転職したい方におすすめの転職エージェントや利用するメリット・デメリット、活用ポイントなどについて徹底解説します。

また、人事コンサルへ転職するための具体的なステップも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

人事コンサルの転職に強い転職エージェント5選

人事コンサルに強いおすすめの転職エージェントは以下のとおりです。

BEET-AGENT

BEETAGENTは、法務などバックオフィス経験者専門の転職エージェントです。

大手企業から法務立ち上げ段階のベンチャー企業まで、幅広く求人紹介が可能です。

職務経歴やスキルによっては、法務マネージャーやCLO候補などハイクラス求人を紹介してもらえることがあります。非公開求人が豊富なので、まずは相談してみましょう。

サービス名	BEET
運営会社	株式会社アシロ
公開求人数	すべて非公開
非公開求人数	1,528件（2023年11月時点）
対応地域	東京、埼玉、神奈川、千葉、大阪

リクルートダイレクトスカウト

リクルートが提供するリクルートダイレクトスカウトは、求職者と採用企業を直接結びつけるスカウト型転職支援サービスです。年収800万〜2,000万円のハイクラスな求人を取り扱っており、自身の経験やスキル、希望条件を記載したレジュメを登録するだけで企業やエージェントからスカウトを受け取れます。

自身で複数の求人サイトに登録したり求人を探したりする手間がないため、転職活動の効率化が可能です。また、専用システムのチャット内にスカウトメッセージが届くほか、企業やエージェントとのやり取りもチャット内で行えます。情報を一元管理できるため、連絡漏れなどのミスも起こりにくいでしょう。

さらにリクルートダイレクトスカウトに登録している企業やエージェントが閲覧できる項目は、求職者のスキルや経歴のみです。レジュメに記載されている個人情報は公開しないため、会社に転職活動していることがバレてしまうといった可能性も低いです。ハイクラス人材に該当する方、より高収入を狙いたい方はリクルートダイレクトスカウトをチェックしてみてください。

サービス名	リクルートダイレクトスカウト
運営会社	株式会社リクルート
公開求人数	約20万件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国

ビズリーチ

ビズリーチは、即戦力人材と求人企業をつなぐ日本最大級のスカウト型転職サービスです。約20万件の求人のうち3分の1以上が年収1,000万円以上の求人のほか、管理職や経営幹部、外資系企業などのハイクラス求人が豊富でキャリアアップに期待できます。

また、自分のプロフィールや職務経歴を登録するだけで、厳選された17,000社以上の企業や5,000人以上のヘッドハンターからスカウトが届くのもポイントです。スカウトは、企業やヘッドハンターが自分のスキルや志望にマッチした求人を紹介してくれるので効率的に転職活動ができます。

ビズリーチには厳しい審査を通過したヘッドハンターしか登録できないため、優秀なプロフェッショナルが多く信頼度が高いです。業界や企業の内部情報に詳しいヘッドハンターも多く、自身のキャリアの棚卸しや面接対策などのアドバイスをしてくれます。

サービス名	ビズリーチ
運営会社	株式会社ビズリーチ
公開求人数	106,511件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国

ムービン

ムービンストラテジックキャリアは、コンサル業界に特化した転職エージェントです。

業界特化型として25年以上の実績があり、優れたノウハウが蓄積されているため、コンサル希望の方におすすめします。

戦略・経営、財務・FAS、IT・デジタルなど、多様なコンサル求人を扱っています。

公開求人数	非公開
対応エリア	全国
運営会社	株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
公式サイト	https://www.movin.co.jp/

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサルティング業界への転職に特化したエージェントで、さまざまなコンサルタントのキャリアプランをサポートしています。

主なサービスには、コンサルティングファームやポストコンサルへの転職、フリーコンサルを目指す方への支援が含まれており、未経験者へのサポートも積極的におこなっているのが特徴です。

サポート期間が平均3年と長期的で、20年以上の歴史と8万人以上の支援実績からも、信頼性が高い転職エージェントといえます。

公開求人件数	非公開
非公開求人件数	非公開
運営会社	アクシスコンサルティング株式会社
対応エリア	全国

人事の転職に強い転職エージェントの選び方

続いて、人事の転職に強い転職エージェントの選び方を解説します。

• サポート内容は充実しているか
• 口コミ・評判は良いか
• 求人数は豊富か

これら3つの要素を十分に押さなければ、転職エージェントのメリットを十分に受けられません。

後悔のないかたちで人事コンサルへ転職するためにも、上記ポイントを正しく理解してください。

サポート内容は充実しているか

1つ目のポイントは、サポート内容の充実性を見極めることです。

下記は、転職エージェントが提供してくれる基本的なサポート概要になります。

• 求職者との面談
• 求職者と企業のマッチング
• 履歴書の添削や面接対策
• 企業との連絡・交渉の代行

これらの中でも、特に注力しているサポート内容は、転職エージェントごとに異なります。

たとえば、20代前半の求職者の転職支援を主におこなうエージェントの場合は、履歴書の添削や面接対策に力を入れることが多いといえます。なぜなら、20代前半の求職者は、選考を通過するために必要なビジネスマナー・社会人経験を持ち合わせていない傾向が強いためです。

転職エージェントが注力しているサポート内容を把握する際は、面談にかける時間、面接ごとの履歴書添削や面接対策の有無を確認する方法が有効です。

エージェントの力を借りるうえで、あなたが重視したいサポート内容は何なのかを明確にしておきましょう。

口コミ・評判は良いか

2つ目のポイントは、転職エージェントの口コミ・評判のよさを確認することです。

転職エージェントの口コミサイトの書き込みは、実際にサービスを利用した求職者によって投稿されます。

口コミ・評判は、「顧客満足度」そのものを表すものであるため、満足のいくかたちでエージェントを活用するためには、口コミ・評判をくまなく確認するのをおすすめします。

口コミサイトを調べる際は、ポジティブな口コミ内容ばかりにとらわれず、ネガティブな口コミにもしっかり目を通してください。なぜなら、そのサービスを利用した場合、あなたもネガティブな口コミに書かれた不満を感じる可能性があるためです。

別の視点でいうと、ネガティブな口コミには、エージェントの課題や改善点を知るためのヒントも隠されています。例えば、担当者の対応が悪い、求人数が少ないといった口コミが散見されるのであれば、そのエージェントは避けた方が賢明かもしれません。

求人数は豊富か

3つ目のポイントは、転職エージェントの求人数の豊富さをチェックすることです。

下記は、転職エージェントの求人数が多いケース、少ないケースのメリット・デメリットになります。

求人数が多い		求人数が少ない
メリット	デメリット	メリット	デメリット
さまざまな求人を調べられる	希望条件の幅が広がりやすい	企業選びの軸がブレにくい	企業選びの可能性が狭い
さまざまな企業に応募できる	選考に時間を割く必要がある	希望条件に絞って応募できる	企業紹介のペースが遅い
転職活動を順調に進められる	転職活動の負担がかかりやすい	マイペースに転職を進められる	転職のペースが遅れやすい

どちらのパターンを選べばよいのかを決める際のポイントは、どちらが転職の方向性にマッチしているかを判断することです。

転職活動をスピーディーに終わらせたい方や、企業探しの可能性を最大限に広げたい方は、求人数が多い転職エージェントに利用が向いています。

ゆっくりしたペースで転職活動を進めたい方は、求人が少ないエージェントを選ぶことをおすすめします。

人事コンサルに強い転職エージェントを使うメリット

人事コンサルに強い転職エージェントを活用するメリットを解説します。具体的には以下のとおりです。

• 　無料で利用できる
• 　選考対策のサポートを受けられる
• 　希望条件に合った求人を紹介してもらえる
• 　企業の内部情報を知れる
• 　条件交渉を代行してくれる

上記5つのメリットを押さえれば、あなたが人事コンサルに転職できる可能性は大きく飛躍するでしょう。

無料で利用できる

転職エージェントを利用する際に、料金はかかりません。

転職エージェントのビジネスモデルとは、クライアントである企業へ人材を紹介し、採用につながった際に報酬を受け取る仕組みです。原則として、求職者側は利用料金を支払わなくてもエージェントの力を借りることができます。

転職活動は、スーツのクリーニング代、移動費、履歴書・職務経歴書の印刷代などのコストがかかる取り組みです。一つひとつの費用はそこまで大きくなくとも、転職活動が延びれば延びるほど、転職活動にかける総コストが膨らんでしまう可能性があります。

一方、転職エージェントは無料で利用できるため、コスト面において何のデメリットも存在しません。ノーコストで転職のプロから力を借りられる点が、転職エージェントの大きな利点といえるでしょう。

選考対策のサポートを受けられる

転職エージェントの力を借りれば、選考対策のサポートを受けることができます。

ここで、転職エージェントのサービス内容を解説します。具体的には以下のとおりです。

• 面談
• 企業紹介
• 書類対策・アドバイス
• 面接対策・アドバイス
• 企業連絡・年収交渉の代行

転職エージェントは、求職者一名に対してキャリアアドバイザーが専属で就き、求職者がスムーズに転職活動を進めるためにサポートしてくれます。

転職の方向性を決める初回面談～内定受理までの企業への連絡代行をワンストップでおこなってくれるため、求職者は必要最低限の工数で、転職活動に取り組むことができます。

特筆すべきサポート内容は、書類、面接の対策・アドバイスです。これらのサポートを受け取れば、選考通過率の改善が期待できるため、内定へ近づける可能性が一気に高まります。

転職のプロ目線で添削・アドバイスをもらえるのは、転職エージェントならではの強みといえるでしょう。

希望条件に合った求人を紹介してもらえる

転職エージェント独自の役割とは、あなたの希望条件にマッチした求人をマッチングすることです。

あなたが考える希望条件を転職エージェントへ共有するだけで、それらにマッチした選りすぐりの求人をプロ目線で紹介してくれます。

いわば、自分の手で求人を探す場合にかかってしまう労力を丸々カットできるため、その浮いた時間を別のアクションに活かすことができます。

また、転職エージェントは、転職サイトで一般公開されていない「非公開求人」という求人も紹介可能です。

非公開求人は、実際に応募するまで企業情報が開示されないルールが存在しますが、大手人気企業などのレア求人へ応募できるチャンスも存在します。

転職エージェントへ希望条件を伝えるだけで、あなたとマッチング度の高い求人を厳選し、紹介してくれるのは、転職エージェントにしかないメリットといえます。

企業の内部情報を知れる

転職エージェントを介して求人を紹介された場合、企業の内部情報を知ることができます。

エージェントは、求人元の企業と直接やり取りをしているため、企業の社風、従業員人数、男女比率、職場の雰囲気など、会社のリアルな内部情報を把握しています。

特に社風や職場の雰囲気などは、入社後の働きやすさを決定づける重要な要素ですが、会社の内部情報を求人のみで十分に知ることは不可能です。

そのうえで、内部情報を把握している転職エージェントは、あなたにとって心強い味方となるでしょう。エージェントは、求職者が入社後にミスマッチを感じないように入念な配慮をおこなうために、企業の内部情報も正直に教えてくれるはずです。

企業の選考を受ける際は、企業の内部情報をエージェントへ遠慮なく質問することを強くおすすめします。

条件交渉を代行してくれる

転職エージェントには、企業への条件交渉を代行する役割も存在します。

条件交渉とは、簡単に言うと「年収交渉」です。年収は、入社直後から約束されるあなた自身の給与額であるため、転職においてもっとも妥協してはならない要素といえます。

求職者経由でも、企業へ年収交渉を持ちかけることはできますが、「選考が不利になるのではないか」という心理的不安に駆られてしまい、年収交渉が少々弱気になってしまうケースも多い傾向です。

しかし、条件交渉を転職エージェントへお願いすれば、企業対企業の立ち位置をキープしながら、フラットな状態で条件交渉を進めることができます。

エージェントに一任してしまえば、「条件交渉をしなくては…」というストレスを自ら抱えることなく、転職活動に取り組める点も大きなメリットです。

人事コンサルに強い転職エージェントを使うデメリット

続いて、人事コンサルに強い転職エージェントを使うデメリットについて詳しく解説します。

• 担当者との相性が悪いときがある
• 連絡がしつこい場合がある

メリットだけではなく、デメリットも把握しておけば、欠点を補うための対策も打つことができます。

転職エージェントの力を惜しみなくフル活用するためにも、デメリットも十分に把握しておきましょう。

担当者との相性が悪いときがある

時として、担当の転職エージェントと相性がよくないケースが存在します。

担当者との相性が悪いと感じる主な原因は、以下のとおりです。

1. 会話のスピードが合わない
2. 求人紹介や面接の日程調整などの連絡が遅い
3. キャリアアドバイザーが自分の話に耳を傾けてくれない
4. 自分の経験・スキル、希望条件にマッチしない求人を紹介される
5. 書類選考・面接の対策のアドバイスが抽象的、またはサポートが少ない

このような傾向を感じた場合は、担当者との相性は決してよいとはいえないでしょう。エージェントへの不満がある状態では、転職活動自体にストレスを感じてしまい、モチベーション低下にもつながる恐れがあります。

担当者との相性の悪さを感じた場合は、担当者変更を申し出ることをおすすめします。原則として、転職エージェントには多数のキャリアアドバイザーが在籍しているため、正当な希望理由を述べれば、新たな担当者と配置してくれるはずです。

連絡がしつこい場合がある

担当のエージェント次第では、あなたへの連絡頻度がしつこい可能性があります。

エージェントは、求職者が内定を決めたら利益が発生するビジネスモデルであるため、転職の可能性がある求職者への連絡・フォロー体制が手厚くなってしまうのは当然のことです。

しかし、求職者側にとっては、エージェントの利益などは関係がありません。転職エージェントを利用する目的が「無事に転職を果たすこと」である以上、必要以上の連絡が届くのは、ストレス要因になりかねないでしょう。

エージェントからの連絡を最小限に抑える有効な方法は、「連絡へ返信すること」です。返信がない状態が続くと、エージェントからの連絡は増すばかりですので、たとえシンプルな返信内容であっても、エージェントとレスポンスを交わすことが重要となります。

それでも、連絡頻度が減らない・しつこい状態が続いた場合は、担当者変更を検討することも一案です。

転職エージェントを使って人事コンサルに転職する流れ

次に、転職エージェントを活用して、人事コンサルに転職する流れについて解説します。

人事コンサルに強い転職エージェントを上手に活用するコツ

続いて、人事コンサルに強い転職エージェントを上手に活用するコツについて解説します。

• いつまでに転職したいか伝える
• 希望条件に優先順位をつける
• サポート内容を全て利用する
• 頻繁に連絡する
• 複数のエージェント会社を併用する

これらのポイントを押さえて転職エージェントを活用すれば、人事コンサルへ転職する道が拓けるはずです。

いつまでに転職したいか伝える

1つ目のポイントは、いつまでに転職したいかを転職エージェントへ伝えることです。

転職エージェントは、あなたの転職希望時期を考慮したうえで、求人を紹介してくれます。仮にあなたが直近での転職を希望する場合は、内定までスピーディーに進めるために、できる限り多くの求人を紹介してくれますし、数ヵ月後の転職を検討する場合は、比較的ゆっくりとしたペースで企業マッチングを図ってくれます。

転職エージェントへ転職時期を伝えるタイミングは、初回面談がベストです。エージェントとのファーストコンタクトの段階で、転職活動をフィニッシュさせたい時期を伝えるのが一番スムーズであるためです。

万が一、現職の忙しさや家庭の事情、企業探しの方向性を見直すために、転職活動の途中で希望の転職時期が変わった場合は、速やかに転職エージェントへ伝えるようにしましょう。

希望条件に優先順位をつける

2つ目のポイントは、求人の希望条件に優先順位をつけることです。

ミスマッチのない転職を成功させるためには、あなたが希望する条件に最大限マッチした企業へ入社することが重要です。

しかし、希望条件を完璧に満たした企業に入社できるケースはほとんどありません。仮にそのような企業があったとしても、多くの求職者の応募が殺到している人気求人である可能性が高いといえます。

企業探しの可能性を狭めないためには、松竹梅の三段階で希望条件を優先順位付けする方法が有効です。特に、年収や勤務地、福利厚生などは自力で変えられるものではないため、優先順位決めの際は妥協点を十分に検討することをおすすめします。

優先順位付けした希望条件をエージェントへ共有すれば、優先度に合った求人を紹介してくれるでしょう。

サポート内容を全て利用する

3つ目のポイントは、転職エージェントのサポート内容を全て活用することです。

エージェントは、履歴書・職務経歴書の添削や、模擬面接などの選考対策を全面的におこなってくれます。

エージェントの選考対策は、過去の内定者の傾向をふまえたものであるため、あなたの選考通過率を高めるうえでおおいに役立ちます。

時には厳しいフィードバックを受け取るかもしれませんが、そこから目を背けず改善に活かれば、選考通過率が上がり、企業から内定を得るスピードも上がるはずです。

頻繁に連絡する

4つ目のポイントは、転職エージェントへ頻繁に連絡することです。

転職エージェントには、求職者の転職を成功させるという重要なミッションがあります。エージェントから求職者へアプローチすることももちろん大切ですが、求職者側からもエージェントへ積極的に連絡を取ることも必要です。

転職エージェントは、あなた以外も含めて、多くの求職者を抱え、転職支援をおこなっています。あなた側がエージェントに対して遠慮がちでいた場合、エージェントは他の求職者へ時間を割いてしまう恐れがあります。

エージェントへ頻繁に連絡すれば、その分だけ手厚いサポートを受けられますし、あなたの転職にかける熱意もアピールできるはずです。

「転職を成功させる」という最終目標のためにも、エージェントの力を惜しみなく借りることをおすすめします。

複数のエージェント会社を併用する

5つ目のポイントは、複数の転職エージェントを併用することです。

複数の転職エージェントを併用すれば、1社のみに登録する場合よりも、多くの求人を紹介してもらえる確率がアップします。企業の選択肢を増やせば、あなたとマッチング度の高い求人を見つけられるかもしれません。

また、複数のキャリアアドバイザーと接すれば、様々な観点から転職にまつわるアドバイスを得られます。

キャリアアドバイザーごとに精通する業界・専門分野は異なりますが、主に人事コンサルに詳しいエージェントの支援を複数受けるとよいでしょう。

たとえば、「人事コンサルに必要とされる資質」などの具体的なアドバイスをもらえる可能性があります。

複数の転職エージェントを併用すれば、企業探しの選択肢も増え、あなたの視野もさらに広がるでしょう。

人事コンサルに強い転職エージェントによくある質問と回答

最後に、人事コンサルに強い転職エージェントによくある質問と回答について解説します。

• 未経験からでも転職できますか？
• 資格がなくても人事コンサルになれますか？
• 求められるスキルや経験はありますか？

これらの疑問を解消すれば、あとは人事コンサルとなる道を目指して転職活動をスタートするのみです。

未経験からでも転職できますか？

未経験からでも、人事コンサルへの道を目指すことは可能です。

しかし、未経験から人事コンサルとして転職する場合、即戦力となれるスキル・経験を養うためにある程度の時間がかかります。一般的には、一人前の人事コンサルになるためには、約10年はかかるといわれています。

参考：人事コンサルタント｜jobtag

20代半ば～30代前半であれば、将来的な活躍を期待されたポテンシャル枠として、人事コンサルの道が拓かれる可能性がありますが、30代後半以降の未経験者である場合、人事コンサルへ転職するハードルは非常に高い傾向です。

資格がなくても人事コンサルになれますか？

資格がなくても、人事コンサルへ転職することは可能です。

仕事内容が専門性が求められますが、無資格のまま人事コンサルへ従事している方も多く存在します。企業側においても、人事コンサルに対して仕事における実力や将来的な成長を期待することが多い傾向です。

未経験から人事コンサルへの転職を目指す場合は、資格の有無ではなく、「なぜ人事コンサルになりたいのか」「自分にはどのような適性があるのか」というポイントを企業へアピールしましょう。

求められるスキルや経験はありますか？

人事コンサルにもっとも必要とされるスキルは、コミュニケーション能力です。

クライアント先の人材の教育・育成に携わる以上、周囲との円滑なコミュニケーションを図る力は必須事項といえるでしょう。

求める経験に関しては、主に法人営業などの対人業務の経験が有利に働きます。人事領域の経験はなくとも、人と直接関わる仕事に就いていた方には、人事コンサルとなるチャンスが十分に存在します。

人事コンサルに転職をするなら特化した転職エージェントを活用しよう

本記事では、人事コンサルへ転職する際のおすすめの転職エージェント、転職エージェントのメリット・デメリット、活用ポイントなどについて詳しく解説しました。

人事コンサルとは、人材の採用・育成を担う役割を担っており、企業の根幹に携わる重要な仕事です。

たとえ資格がなくとも、過去のスキル・経験や、将来的なポテンシャルに期待を寄せてもらえれば、未経験から人事コンサルへ転職できるチャンスは十分に狙えます。

そのうえで、転職を成功させるために頼ってほしい存在といえるのが、転職エージェントです。

その中でも、人事コンサルの転職に強いエージェントを選べば、あなたが転職活動を進めていくための道筋が明るく照らされるでしょう。