未経験で営業職への転職は可能!営業に向いている人と転職を成功させる秘訣

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未経験で営業職への転職を考えている方がこちらの記事をご覧になっていると思います。

結論を先に申し上げると、他の職種と比べても営業職は未経験での求人が多くあり、転職もしやすい職種だと言えます。

何かしらメリットややる気を感じて営業職への挑戦をお考えだと思いますが、今回は営業職の基本的な特徴やメリットと転職成功の秘訣をご紹介します。

ぜひ参考にしていただき、やりがいを持って働ける職場を見つけていただければと思います。

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営業職は未経験でも比較的に転職しやすい!

冒頭でもお伝えしましたが、営業職は未経験の方でも転職しやすい職種だと言えます。以下の理由から転職はしやすいと言えるでしょう。

ほぼ全ての企業に営業部署はある

企業は自社製品・サービスを人様に使ってもらって経営が成り立ちます。つまり、製品・サービスを提案・販売する営業職はどの会社にもなくてはならない存在です。

人気の〇〇業界は求人が少なくても、△△業界の営業職ならたくさんの求人が出ていることも多いにあり得るでしょう。

深い専門知識は不要でビジネスパーソンとしての基本ができれば誰でも始められる

エンジニアなどの制作側の職種になると、高い知識や経験が求められることも多いです。営業職も取り扱う商品・サービスの知識は必要ですが、入社後に十分得られる範囲内です。

これまでの経験や知識よりも、後述するような営業としてのスキル・資質があれば良いと考えている企業も多く、結果的に未経験でも挑戦しやすくなります。

営業職は常に人手を欲している

営業は結果を求められることが多く、営業に向いていない方や結果を出せない方は苦戦して退職ということも多いです。また、営業マンとしてのスキル・実績があれば多くの企業で受け入れられやすいので、キャリアアップでの転職もあり得ます。

人の入れ替えも多い職種ですので、欠員・退職者が続いたために未経験歓迎の求人が出ていることも考えられます。

参考値として、厚生労働省が発表した「一般職業紹介状況(令和5年10月分)」において、「営業職業従事者」の有効求人倍率は2.14%。

参考:一般職業紹介状況(令和5年10月分)

全体有効求人倍率が1.19%だったことを考えると、営業職は人手不足が進行していると言えます。

営業職の特徴や仕事内容・やりがいとは

転職を始める前に、営業がどのようなお仕事なのかをしっかりイメージしておきましょう。こちらでは、営業がどのようなお仕事なのかを簡単にご説明します。

営業と言っても、お客様の元に行って商品・サービスの提案をするだけではありません。営業職には以下のような仕事がありますので、転職先ではどのような業務を行うのかをイメージしておきましょう。

新規顧客開拓営業

営業のイメージに一番近い業務がこちらの新規顧客開拓でしょう。集めた顧客リストや問合せを元に、自社製品を提案していきます。

商談/訪問

実際に自社の商品・サービスをプレゼンし、条件を詰めて受注・契約に繋げるための、最も大事な営業プロセスが商談。取り扱っている商材によっては、何度も商談を重ねたり、取引先の上司などにプレゼンしたりすることもあります。

ただ商材を紹介するだけでなく、顧客の悩みや課題をヒアリングして「自社の商材を使うとこのように改善できる」といった内容まで提案することも。

商談当日に向けた営業準備(提案資料の作成、ヒアリングシートの作成、パンフレットやカタログの準備など)も、営業職の大切な仕事内容のひとつです。

また、顧客との関係構築のために定期訪問や飛び込み訪問などを行っている企業もあります。

IT技術が発展している最近では、遠方の顧客や海外の顧客との商談を行うためにWEB会議ツールを活用して商談をしている企業もあり、直接訪問せずに商談ができる環境も整ってきています。

電話営業/メール営業

主に新規開拓を目的として、電話やメールといったツールを使って営業活動を行うことです。具体的な仕事内容は、ターゲットの選定、アポイントリストの作成、トークマニュアルやメール文章の作成など。

インターネットやパンフレットなどから自社に届いた問い合わせに対応し、アポイントを取ることもあります。

企業によっては、新人営業が研修として行ったり、インサイドセールス部門がこの業務を担当したりします。

既存顧客営業

すでにお客様となっている企業や個人に対しても、利用後のケアや新しい商品紹介、継続の交渉を行ったりします。

アフターフォロー

納品後のアフターフォローの手厚さによって、顧客との継続的な関係構築が期待できます。

納品した商品のトラブルや不具合に対応することはもちろんなのですが、更に細かいところまでサポートすることで信頼関係が生まれます。

顧客の要望に対し、改善方法を提案したり、運用・定着までをサポートしたりし、企業によってはカスタマーサクセス部門を組織して、顧客の成功をサポートすることを専属にする部署を配置していることもあります。

商談

既存顧客でも新規顧客と同じく、商談の場を設けることはあります。新商品の提案や契約の継続、アップセルなどです。

上記のようにアフターフォローによって普段から良好な関係を築いておくことが既存顧客での営業にも役立ちますし、優秀な営業マンであれば「こういう問題を解決してくれるサービスはない?」などと、顧客の方から相談を受けることもあります。

納品/請求

営業は契約に至って終わりではありません。

見積書・請求書作成といった事務作業、納入品の手配、入金確認まで行い、自分の受注した分がきちんと売上となったところまで確認しましょう。

製造部門、開発部門、物流部門、経理部門など、社内の他部門との連携が求められるため、スケジュール能力や管理能力が必要です。

売上管理/分析

受注や売上を分析し、自身のボトルネックや得意分野を見つけ、PDCAサイクルを回していくことも重要です。

「自分は初回訪問後の提案商談が弱い」と分かれば、他の営業担当者や上司にアドバイスをもらうなどの改善ポイントが見えてきますよね。

また、分析をすることによって、購買回数が減っている顧客や最近訪問に行っていない顧客の洗い出しをすることもでき、営業機会ロスを防ぐことができます。

営業に転職するメリットと魅力

このような仕事をしていくことになる営業職ですが、大きな魅力とメリットを挙げるとすれば以下の2つがあります。

結果が分かりやすく評価されやすい

営業職のほとんどは「どれだけ売ったか」と、目に見えて分かる数字の目標が掲げることが多いです。

自分の売上はそのまま会社の売上にも繋がりますので、自分の頑張りが分かりやすく現れます。

また、他の人から見ても分かりやすいので、しっかり結果を出せば評価されやすく、昇給制度や歩合給など、頑張った分だけ見返りが返ってくることもあります。

ビジネスパーソンとしての多くのスキルが身に付く

営業職でしっかり結果を出せる人は、どのような仕事をしてもどの業界に行っても上手くやっていけると考えます。

多くの人に会って提案をしますので、相手に好印象を与えるビジネスマナーやコミュニケーション能力が身に付きます。それに、相手の悩みを聞き出すヒアリング能力、自社製品をアピールする提案力など多くのスキルを身に付けることができるでしょう。

自分自身に与えられた目標・ノルマを何としても達成させようとする、問題解決能力や柔軟で自発的な考え方もできるようになります。

営業を経験していることで自分自身の成長につながりますので、仮に転職先でずっと働かなくても、今後のキャリアには大きなプラスになるでしょう。

結果さえ出せばプライベートも両立しやすい

営業職は成果さえ出していれば時間を自由に管理して働くことができます。会社によっては営業職の時短勤務を認めている場合もありますので、仕事ちプライベートを両立したい人にとっては実は働きやすい職種なのです。

未経験でも営業職への転職が成功しやすい人の特徴

上でも少し触れましたが、営業を経験することで色々なスキルが身に付きます。裏を返せば、そのような資質がある方は、たとえ未経験でも営業職で上手くやっていきやすいと言えますね。

こちらでは営業職に向いている人の特徴をご説明します。

ヒアリングスキルがある人

営業と言うと『自社製品を売り込む』ということを考えるかもしれませんが、何より大事なことが相手の悩みをしっかり把握する能力です。

相手の悩みなどをしっかり聞き、その中で自社製品がピッタリ合っているということを提案していきます。まずはヒアリングありきです。

また、人は「自分の話をきちんと聞いてくれている」と思う相手には警戒心を解いてくれるものです。相手の話を聞いて内容を理解できる人は、営業職が向いていると言えるでしょう。

コミュニケーションが得意な人

おおかたの予想は付いているかと思いますが、営業職は特にコミュニケーション能力が求められます。また、色々な年代・タイプの人と接しますので、一通りのビジネスマナーは身に付けておくべきです。

話を聞くだけでは肝心の契約には至りませんので、相手の話をしっかり聞きつつも、自分の意見もしっかり伝える必要があります。

管理能力が高い人

営業職は、一日に複数のアポイントやミーティングが入ったりするため、自分でしっかりとスケジュールを管理できていないと他の人に迷惑をかけてしまいます。

ある程度は個人の裁量に任せられている営業職だからこそ、自分でしっかりと管理できる能力が必要です。

また、スケジュール管理だけでなく、目標達成やトラブルへの対応なども管理能力のひとつとされています。

ITリテラシーが高い人

意外かもしれませんが、提案資料やプレゼン資料の作成、売上の分析、顧客管理や案件管理など、営業職は意外とさまざまな場面でパソコンでの作業が多い職種です。

また、業務効率化のために、最近ではほとんどの企業でSFA(営業支援システム)やCRM(顧客関係管理ツール)、名刺管理ツールやスケジュール管理ツールなどを導入しています。

そのようなITツールを使いこなすことで、雑務に追われずに営業活動に専念することができるため、ITリテラシーの高さも求められます。

自分で考えて行動できる人

営業職は目標だけ与えられ、後は目標達成のために個人の裁量で行動することも多いです。上司からの指示を待ったり、すぐに「どうすればいいですか?」と質問してしまう方は、営業職での働き方に難しさを感じてしまうかもしれません。

「目標が〇だから、1週間で△して…」というような目標から逆算して行動し、結果にコミットできるような考え方・動き方ができる人が活躍しやすいでしょう。

未経験で営業に転職するときに気を付けるポイント

ここまでは営業職の良い面を主に伝えてきましたが、もちろん大変な部分もあります。会社によっては営業の大変な部分目立つ職場もあり、そのような会社に転職してしまったのであれば、大変辛い思いをしてしまいます…。

過酷な労働環境とノルマ

営業職は基本的に日中は営業を行いますので、営業活動が終わった後に顧客リストの作成、契約書のまとめなど業務に追われることになります。目標達成から遠く、業務管理ができていないことで、これら業務が圧迫し、長期間労働にもなり得ます。

悪質な会社では、「売上を出せていないお前が悪いんだ!」と残業代すら払われないこともあります(またはみなし残業として、正しく残業代が支払われていないことも)。

目標を達成できないことをプレッシャーに感じる方も多く、途中で挫折してしまう方も少なくありません。

人間関係での悩み

こちらは会社の風潮で大きく変わりますが、人間関係での悩みも多く抱える可能性もあるでしょう。営業職は結果・数字の世界ですので、結果を出せていないと劣等感を感じたり、厳しい叱責を受けることもあります。

雰囲気が悪い会社では同じ社内のライバルを出し抜くために、足の引っ張り合いや嫌がらせが起きることもあり得ます。

未経験で営業への転職を成功させるポイント

ここまで営業職の良い面・悪い面をお伝えしましたが、それでも営業に転職したいとお考えの方は、こちらで未経験でも転職を成功させるコツをご紹介します。

まずは自分をしっかり営業する

転職先がどのような人材を求めていて、自分がいかに当てはまる人物であるのかをしっかりアピールしていきましょう。言わば、転職先に自分を売り込むことになります。

もちろん行き当たりばったりでは通用しませんので、転職先企業の調査と自分自身の強みの整理をしっかりしておきましょう。

基本的なビジネスマナーはしっかり身に付けておく

どの職種であれ、面接時には基本的なビジネスマナーをもって相手に不快のない対応を行うべきですが、営業職への転職での面接はより一層気を付けておきましょう。

就職面接での立ち振る舞いがそのまま訪問先でも出てくると判断されますので、面接担当者に「おかしい」と思われるような言動は取ってはなりません。

未経験でも転職しやすい業界を選ぶ

営業職は様々業界・会社で求人を出しており、選択肢が広がります。「これだけは譲れない」という、転職に求める最低限の条件だけ決め、後は色々な企業を調べてみるのも良いです。

ご自身だけでたくさんの企業を調べることはとても大変ですので、転職サイトや転職エージェントを上手く活用しましょう。

企業研究を怠らないこと

常に人が足りていない業界・会社であれば、過酷な労働環境によって人手不足に陥っている可能性も考えられます。未経験でも受け入れてくれるからと言って、簡単に応募してしまわないように注意しましょう。

なぜ未経験でも積極的に募集しているのか?常に人が足りていない理由はなんなのか?などしっかり調査した上で、不安な部分が払拭できて初めて応募していきます。

OB/OGの実際の声などが大きな参考になります。企業の口コミサイトも上手く使っていきましょう。

営業職・未経験から営業への転職におすすめの転職エージェント5社比較

最後に、未経験で営業職に転職する際に、ぜひ活用して欲しい転職エージェントを5つご紹介します。

下の記事で【営業】【未経験】それぞれに強い転職エージェントをご紹介していますが、その中でも両方に該当する5つをピックアップしました。

営業職は様々な業界・企業で募集が行われているので、基本的には大手で求人数が多い転職エージェントを優先的に使っていくことで、より良い求人に巡り合える可能性も高くなります。

マイナビエージェント

マイナビエージェント

ご存知マイナビが運営するマイナビエージェントは大手の転職エージェントです。大手ならではの求人の多さと、担当者の数の多さで細かいフォローを期待することができます。

大手転職エージェントの中でも特に担当者がしっかり付けられる印象があり、利用開始から転職成功まで比較的短期間で済ませることができることが多いです。

公式サイト:https://mynavi-agent.jp/

JAIC(ジェイック)

ジェイック

JAICでは、登録後に無料の研修を受けることができます。未経験で営業に挑戦される方でも、基本的なビジネスマナーやプレゼンなどを学ぶことができますので、転職成功率を上げることができるでしょう。

求人は全て非公開で登録後にしか知ることができませんが、営業職の取り扱いも非常に多く、選択肢も広がります。

公式サイト:https://www.jaic-college.jp/

doda(デューダ)

doda

dodaは、圧倒的な求人数と顧客満足度の高さが特徴の転職エージェントです。

保有求人は公開・非公開合わせて20万件超と多数で、キャリアカウンセリングを受けられる拠点は全国に12ヵ所あり、大手エージェントの中でも有数の規模を誇ります。

また、顧客満足度ランキングで1位(※2)を獲得した実績もあり、手厚いサポートと質の高い求人紹介に期待できるでしょう。

公式サイト:https://doda.jp/

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートも言わずと知れた大手企業ですが、転職エージェントでもしっかりとした地位を確立しています。リクルートエージェントでも圧倒的な求人数と幅広い業界の求人で、様々な会社から選択することが可能です。

リクルートエージェントの注目すべき特徴は「キャリアアドバイザーの提案力に定評がある」点でしょう。あなたの気づいていない価値を見つけ出し、活かせる転職先を紹介してくれ、採用担当者にあなたのことを売り込んだり、入社後の条件を交渉したりすることを得意としています。

公式サイト:https://www.r-agent.com/

エンエージェント

エンエージェント

エンエージェントはこれまでご紹介した転職エージェントより求人数に劣りますが、一方で営業を得意とした担当者が付いてくれることが特徴です。

営業職への転職で気になる内容や対処法を個別で相談することができますので、不安が多い方には特に頼りになります。エンエージェントは職業別のキャリア支援に力のある転職エージェントです。60〜90分の面談をおこない、あなたの転職を徹底サポートしてくれます。

求人のメリットだけでなくデメリットも伝えてくれるので、就業経験が少ない場合でも求人選びに困らないでしょう。

公式サイト:https://enagent.com/

まとめ

営業職への転職は求人数も多く、未経験の方でも挑戦しやすい職種だと言えます。今回お伝えした営業の仕事内容や向いている人物像などにご自身を当てはめながら、営業職でもしっかり活躍できるイメージが付くのであれば、未経験であってもどんどん挑戦してみてください。

ただし、営業での転職は、求人数が多い分ご自身で見つけられる求人に限りがありますし、より細かい会社の詳細まで調べられないことも多いです。

転職エージェントを上手く活用していただきながら、納得できる形で転職を成功させていきましょう。

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